【連載】トイレのキャビネットをアンティーク風に簡単リメイクしよう【burubon。のちょこっとカフェ風DIY便り】

投稿日:2024年8月8日(木曜日)


こんにちは。熊本県の働く主婦Diyer burubon。(ぶるぼん。)です。

キャビネット

こちらは、我が家のトイレで使っているキャビネットです。(サイズ 約380mm×700mm×160mm)
数年前に消火栓ボックスのような形状のキャビネットだったらおもしろいかなと思ってDIYしました。
ざっくりとした造りですが、トイレで必要なものがすっきり収納できて気に入っていました。
でも、だんだんと好みが変化してきてもう少し落ち着いた、アンティークな感じのキャビネットにしたくなりました。

今回は、新たに購入するアイテムは100円ショップのものにするなど、できるだけお金をかけず、アンティーク風にリメイクしてみたいと思います。

外して

取っ手や消火栓のベルに見立てていたふたは接着剤で付けていたので、金づちで軽く叩いて外しておきました。

100円ショップ

こちらが100円ショップで購入してきたものです。全部で880円(110円×8個)でした。

使ったもの

今回使った材料と道具はこちらです。
・合板(45cm×30cm) 2枚
・木板(45cm×12cm) 2枚
・アンティーク風の取っ手 1個
・デコレーションフレーム(飾り) 2組(4個)
・木工用接着剤
・ボールペン
金づち
さしがね
メジャー(全体のサイズを測るときに使用)
のこぎり
ドライバー
・洗濯ばさみなど板を押さえるもの
好みの水性塗料
ダストメディウム
はけ
・ウエス

それでは作っていきます。
作り方は、箇条書きで書きつつ、説明も加えていきますね!

① 合板をカットし、扉に貼りつける

継ぎはぎ

100円ショップの合板のサイズは、45cm×30cmとなっています。
サイズが決まっているので、のこぎりを使って自分でカットし、つぎはぎしていきます。
1枚は縦にそのまま貼って……横の足りない分と下の足りない分をもう1枚の合板からカットします。

くっつける

接着剤を使い、元の扉と合板をくっつけます。キャビネットはあらかじめ倒しておきます。
合板と扉をしっかりくっつけるため、端は洗濯ばさみなどではさみ、板同士を密着させ、洗濯ばさみが届かない真ん中の方は辞書やオブジェなど重いものを上から置きました。

② 木板2枚の位置決めをして、貼る

2枚並べて

木板2枚は、アンティークドアにあるモールディングのようなイメージで2枚並べて貼りたいと思います。
模様を掘ったり、角を落として少し形を変えたりしてさらに装飾を加えてもいいのですが、そのまま2枚を並べるだけでも、なんとなくアンティークな雰囲気になりかわいいです。
キャビネットを倒した状態で実際に扉の上に並べてみます。並べてみていいなと思った位置で、左右が均等になるように定規で測って位置を決めました。
今回は、上から110mmの位置に木板の一番上の部分を合わせ、左右は各60mm、木板と木板の間は25mmにしました。
位置が決まったら、ボールペンで木板をそのまま定規代わりにして合板に印を入れておきました。

印の位置

木板の裏に接着剤を塗り、印の位置に貼り付けます。
貼ったら板がずれないように上から辞書などの重いものを載せて、しっかり板同士がくっつくようにします。

③ 色を塗る

色を塗り

木板の接着が乾いたら、色を塗ります。せっかくなのでイメージチェンジしてみようと思いました。
今回はミルクペイントのディキシーブルーを塗っています。
一度目は、まず薄く塗って乾かします。

2度塗り

濃い色ですので、2度塗り以上で仕上げます。
はけで塗る向きを最初と変えて塗りました。塗った後はしっかり乾かしておきます。

エイジング

お好みでダストメディウムを薄く塗ってエイジングします。

塗装まで終わった

塗装まで終わった状態で、このようになりました。

④ 100円ショップのパーツを取り付ける

デコレーションフレーム

100円ショップで購入したデコレーションフレーム(飾り)を取り付けます。
扉の四隅に取り付けるのがいいかなと思い、4個準備しました。
さしがねの幅がちょうど15mmなので、扉の四隅に合わせて印を付けて、デコレーションフレームの取り付け位置を決めました。

金づち

デコレーションフレームは小さなくぎで留めるタイプなので、くぎを金づちで軽く叩いて留めます。
四隅全部で同じようにして、デコレーションフレームを取り付けました。

取っ手

次に取っ手を取り付けます。
キャビネットの扉はもともと薄く、今回貼り付けた板の厚みを合わせても取っ手の付属のネジの長さより薄いので、ネジがはみ出してしまいます。
そこで扉の裏側に端材を貼り付けて、取っ手のネジを留める部分がネジを貫通しない厚さになるよう調整しました。
端材を留めた接着剤が乾いてから、取っ手を取り付けました。

完成

完成です。ビフォーと色が変わったこともありますが、だいぶイメージが変わってアンティーク風のキャビネットになりました。

収納

ではトイレに持ち込んでみましょう。
キャビネットの中には、サニタリー用品やトイレットペーパー、洗剤、防災用の水などが収納できます。
中にいろいろ入れていても扉を閉めるとすっきり見えます。

飾ること

天板はフラットになっているので、芳香剤やインテリア雑貨などを飾ることもできます。
今ある家具をイメージチェンジする簡単リメイクでした!みなさまのDIYのヒントになればうれしいです。

burubon。(ぶるぼん。)
burubon。(ぶるぼん。)
熊本県在住の会社員主婦です。
自宅をカフェみたいなお気に入りの空間にしていきたいと、
できるだけお金をかけずにDIYでいろいろ作っています。
この連載では大雑把さんでもできる簡単DIYやセルフリノベーションなどをご紹介できればと思います。
ブログやインスタグラムにもDIYやインテリアを載せています。


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