曲線カット&ダボ埋めテクニックで、ツールボックスを作る!

投稿日:2017年3月10日(金曜日)


こんにちは。フェリシモ女子DIY部のあらっきです。

前回に引き続きDIYCITYの山田先生に曲線カット・ダボ埋めのテクニックを教えていただきながら、けもがツールボックスを作ります!
使う板は、会社でポイされてた白く塗られた板です。リサイクルリサイクル。

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板にさしがねを使って曲線のカット線を描きます。さしがねは直線を書くためだけでなく、ぐにゃんと曲がるので、カーブを書くのにも使えるそうです!
ほぇ~知らなかった!!!

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下書きをしたら、直線部分はマルチエボの丸のこヘッドでカットしていきます。

その際に金属製の三角定規を当ててカットすると、ぶれずに真っ直ぐ切れました!直線がうまくいくと快感!!

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曲線部分はこちらのヘッド!ジグソー♪
丸のことは違い自在に動かすことができるので、曲線はこのヘッドを使用します!

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試し切りで下書きからオーバーラン!!全然違うところをカットしていたけもですが、2回練習をしてコツを掴んだみたい。
さあ、いざ本番!
本番に魂を込めたのか、あっさり成功!
そそくさと次の工程、持ち手の穴あけに挑みます。

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持ち手部分は指を4本掛けられるように、横長の穴にしたいらしい~。山田先生に希望を伝えると、「ザグリドリルヘッドに替えて、まず両端に丸い穴を開けましょう!」とのアドバイス。

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両端に穴を開けたら、片方の穴にジグソーの歯を入れ、穴と穴を直線でつなげるように、反対側の穴の端に向かってまっすぐ刃を進めます。

すると……!!!!

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こんな風にきれいに持ち手の穴ができました~!

あとはドライバーを使ってネジを留めて、立体に組み立てるだけ~♪

あ、違った!今回はダボ埋めテクを学びます。ネジ頭が見えないようにするんだった!
ダボとは小さくて短い木の棒で、つないだり棚受けにしたり、今回のように穴を埋めたりすることに使うものなんです~

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ダボ埋めをするためにはダボ錐ヘッドを使います!ダボ錐ヘッドにはストッパーが付いているので、うっかり穴が板を貫通した~なんて大事件を防げます!
ありがたや~。

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ダボ錐ヘッドで穴を開けます♪

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ボンドで仮止めをしていきまーす。

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ドリルヘッドに替えてネジ止めをしていきます。
今回は「横打ち」という技を教えてもらいました。

普通、上からまっすぐビィーンと留めるのですが、横向きにして留めることで板と板がずれずにしっかり直角にできて、歪まず留めることができるのです。
なるほど!誰かそばで支えてくれる人がいる時は、この方がいいかも!

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穴を開けては留める、開けては留める!を繰り返していきます~♪

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ここからは、最終仕上げダボ埋め!

ダボ穴はネジの頭より大きいので、ネジが表面から見えなくなります。
この上に、ダボをトンカチで打ちこんでいきます。
ダボがネジまで到達すると、それまで”コンコン”と鳴っていた音が”カンカン”という高い音に代わりました!
この音の変化でダボがしっかり打ち込まれたか分かるんですね~。

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ダボがしっかり打ち込めたら、ダボ用のこぎりで切り落としていきます。

板を切る時に使うノコギリとは違って、あさり(ノコギリの刃が交互に外側に曲がっているギザギザ部分)がないため、ノコギリが板に擦れても傷つける心配がありません。
また、すごく柔らかく、くにゃっと曲がるので、板面に刃を密着させながら曲げた状態で、ダボを切り落とします。ほうら、お見事!平らにきれいに切ることができました。

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仕上がりはこのような感じに!あとはやすりを使って表面をなめらかにしていきます~

〈ナイショの話……〉
ダボは、長さと穴の深さにもよりますが、両端が使えます。
先生には両端使ったら新しいのを使ってくださいと言われましたが、両端を使い切ってもまだ長さがあったので、何かもったいない気がしてこっそり3度使いをしてみました。
するとどうでしょう!全然入らず、穴の周囲が傷んでしまいました!
そっか、ダボの先端は先細っているから、すんなり入ってくれてたんだ……
勝手なことしちゃいけないと、反省。

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完成品がこちら♪

曲線と、ダボ埋めを駆使してできたお気に入りのツールボックス!

ダボ部分が目立ちますが、後日ペンキで重ね塗りをすればきれいな仕上がりに。

けももご満悦です!

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最後に、それぞれの作品を持って山田先生と記念写真♪

ジグソーによる曲線カット、ダボ埋めのテクニックを使うだけで今まで箱しか作れなかった私たちが急成長!

DIYの幅が広がって、作りたいもののイメージも膨らむばかりの部員たちでした。

あ~DIYって楽しいなぁ~

以上、あらっきでした!

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