繊細な模様が美しい、パーチメントクラフトの作り方
2019年12月13日(金曜日)
パーチメントクラフトをご存知ですか?トレーシングペーパーを針やペンでこすったりして模様を浮き上がらせる技法です。誰かに贈るカードに、手づくりのボックスに…。さりげなくあしらうとかわいらしく。洗練された雰囲気に仕上がりますよ。
目次
パーチメントクラフトとは?
トレーシングペーパーの透ける質感を利用して、こすったり、穴をあけたりすることでレースのような繊細な図案を表現する技法です。専用のニードルやペンが必要ですが、基本の3つのやり方を覚えればバリエーション豊かな図案を表現することができますよ。
必要な材料と道具
・厚手のトレーシングペーパー
・マスキングテープ
・定規
・ハサミ
・カッターマット
・白いペン
・エンボスペン
・エンボス用のマット
・ニードル(目打ちのようなもの)
など
実物大型紙
パーチメントクラフトでカードを作ろう
ここでは基本の技法3つを使って、カードのあしらいを作ります。
◇トレース
実物大型紙の上にトレーシングペーパーをのせ、マスキングテープで固定します。
実物大型紙の線を白いペンでなぞります。(直線は定規を使ってなぞりましょう)
線がはみ出た場合は消しゴムで消すことができます。
◇エンボス
「トレース」を終えたペーパーをマットに裏返して置き、色を塗るようにエンボスペンでこすると、反射側が白くなってふくらみます。
【エンボスの仕方は3パターン】
A 均一の力でエンボスペンを動かします。
B 外から内、内から外へとエンボスペンをはねるようにこすります。力が抜けることによってグラデーションができあがります。
C ラインに沿ってエンボスペンでこすります。
◇パーフォレイティング
穴をあける面を上にしてマットにのせ、マスキングテープで固定します。
ニードルを垂直に持ち、マットを奥まで差し込んで引き抜きます。この作業をくり返します。
カッティングのために図案のふちに連続して穴をあけ、切り取り線のように指でていねいに押しながら切り離します。
できあがりです!
メッセージカードなどに小粋な技を
メッセージカードなどにちょこっとほどこせばワンランクアップした仕上がりがかなうパーチメントクラフト。型紙をダウンロードしてチャレンジしてくださいね。
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