ツヴィスト刺繍って?基本的な刺し方もご紹介
2020年5月26日(火曜日)
ぽってりとした素朴な表情が魅力のツヴィスト刺繍。刺し方は繰り返しなので、パターンを覚えて、ぜひ小物から大物までチャレンジしてみてくださいね。
ツヴィスト刺繍とは?
スウェーデンの伝統刺繍技法のひとつで、タペストリーなどによく見られます。クロスステッチに似た刺し方ですが、少しずつ重なりながら刺していくので、しっかりと詰まったボリューム感と編み地のようなあたたかみのある仕上がりが特徴です。
必要な材料と道具
・刺繍布
マス目が数えやすい布を使用します。今回はクロスステッチ布を使います。
・刺繍用毛糸
布に適した太さの毛糸を使います。
・クロスステッチ針
布目を割らないように、先の丸いクロスステッチ針を使います。毛糸の通る太さを選びましょう。
ツヴィスト刺繍の刺し順
左から右、右から左と折り返しながら一段ずつ刺していきます。
ツヴィスト刺繍の刺し方
刺繍糸はすべて1本どりで刺します。
裏面に糸端を約7cm残し、図のように刺し始めます。(刺し始めはクロスステッチのようになります)
1マスめの左下「5」から針を出し、次のマスの右上「6」に針を入れます。(横2マスに糸が斜めに渡ります)
同じマスの右下「7」から出し、左上「8」に針を入れます。
POINT
この2マスに渡るステッチを繰り返していきます。
段の刺し終わりや色を変えたいときは、刺し終えたい目に糸が斜めに渡るよう針を入れ、糸を引きます。
POINT
刺し始めと刺し終わりのみ、1マスに糸が斜めに渡るステッチが入ります。
続けて下の段を右から左に刺します。刺し始めの目の右下「1」から針を出し、図のように刺します。
同じマスの右下「5」から針を出し、次のマスの「6」に針を入れます。
同様に右から左へ刺し進めていきます。
POINT
左から右に刺すとき(1段め)と右から左に刺すとき(2段め)では、ステッチが向かい合うようになります。
段の刺し終わりは④と同様に、刺し終えたい目に糸が斜めに渡るよう針を入れ、糸を引きます。
同様に左から右、右から左と折り返しながら刺していきます。刺し始めと刺し終わりの糸は裏に渡っている糸に数目くぐらせてカットして始末します。
2段ごとに色を変えて、ツヴィスト刺繍でストラップを作ってみました!
素朴さとボリューム感が魅力のツヴィスト刺繍
ぷくっとボリュームのある仕上がりが、なんとも愛らしいですよね。シンプルな模様を凹凸や立体感を出して表現したいときにおすすめの技法です。
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クロスステッチ布を毛糸ですき間なく刺し埋める「ツヴィスト刺しゅう」で、大好きなリサ・ラーソンのキャラクターたちを、編み物みたいにふんわりやさしい風合いに刺し描いて、ちょっとしたスペースにも飾りやすい、約16cm角のミニタペストリーに仕上げます。6枚全部つなげたり、余った毛糸を使ってタッセルで飾ったり、クッションに、ポーチにとアレンジもお楽しみ。
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