猫を愛する写真家・山口 明さんの、作りながら暮らす日々。
2024年2月1日(木曜日)
フォロワー10万人のスター猫・パンチョ&ガバチョと暮らす、人気フォトグラファー・山口明さん。2年前に引っ越した高台の一軒家を自分たちらしくリノベーションし、「作ることを遊ぶ暮らし」を楽しんでいます。
イケてる前髪の人気猫・パンチョと山口さんとの出会い。
5歳で『anan』の猫特集の表紙を飾り、憂いある表情とイカした前髪で大ブレイクしたスター猫・パンチョと山口さんの出会いは14年前。ずっと猫のいる暮らしに憧れていた山口さん。写真家として独立し、結婚、引っ越しをしたのを機に、里親募集ページで出会った運命の猫がパンチョでした。
女の子と思ったらまさかの男の子!?弟分・ガバチョとの出会い。
パンチョが5歳のとき、「ずっと1匹だと寂しいかもしれないから」とお迎えしたのが、背中に黒いハートマークのある白黒猫・ガバチョ。サイトにはメスと書いてあったのに、実際に会ってみたらなぜかオスだった……というプチ(?)ハプニングもありつつ、山口家に家族が増えたのでした。※取材当日、ガバチョは姿を見せてくれなかったので、ガバチョの画像は山口さんにお借りしました。
それぞれ違った個性が愛おしい、2匹との暮らし。
「ガバチョは末っ子気質な甘えん坊で、ニャアニャアとよく鳴きます。パンチョは無口だけど、遠くからじーっとこっちを見つめてくる粘着質タイプ(笑)。パンチョはぼくのひざが大好きだけど、ガバチョはぼくの仕事部屋に絶対入ってこない。性格が全然違っていて、そこがまたおもしろいです」
念願だった猫との暮らしが日常になった今、改めて感じるしあわせ。
「自分は猫と一緒にいるために生まれてきたのかも……と言ったら言い過ぎかもですが、でも本当にかわいいし、しあわせです。動物だから全然思い通りにはならないけど(笑)、そこがまた楽しい。14年間毎日一緒でも全然飽きなくて、ずっとぼくが追いかけ続けている感じです」
市内のマンションから郊外の一軒家へ、猫と一緒にお引越し。
2021年、一家は築40年の一軒家にお引越し。高台にあり、リビングからの借景がとても美しい住まいです。リノベーションは、任せるところはプロに任せ、できるところは自分たちで進めるスタイル。暮らしながら手を加える日々を経て、個性あふれる心地よい住まいを作り出しました。
遊び心あふれるお手製インテリアが、猫のいる暮らしを引き立てて。
リビングで存在感を放つ、キャットウォークを兼ねた壁面棚は山口さんのお手製。「2匹とも気に入ってくれて、よく上に乗ってくつろいでいます。猫が後ろに立つとまるで絵のように見える額縁は、アンティークのもの。海外のSNSを参考にして作ったのですが、とても気に入っています」
猫は「つくる」の先生!これからも、楽しみながら 「つくる」日々。
「猫たちの写真をどう飾ろうとか、パンチョの爪とぎでボロボロになってしまったソファをダーニングで補修できたら…など、『つくる』について思いを巡らせる毎日は、楽しくてワクワクします。これも全部、マイペースな猫たちのおかげです(笑)」
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フォトグラファー山口 明さんと作った 部屋に置きたい手づくりペットベッド
フェルト素材の底部分に太い糸をざくざく編みつけていくだけなので、初心者さんでも大丈夫!気まぐれなうちの子が使ってくれなくても、インテリアとして楽しめるよう、ナチュラルなデザインを実現しました。
フォトグラファー山口 明さんと作った 余白とトリミングを楽しむペーパーフレームの会
フォトグラファーならではの裏ワザで、写真がアートに早変わり! 「写真は『余白』と『トリミング』!」という山口さんのアドバイスをもとに、重ねるだけでとびきりおしゃれに見えるペーパーフレームを作りました。軽やかな紙製だから、壁に穴を開けずに気軽に飾れます。愛猫の写真や子どもの絵など、アレンジの楽しみもいろいろ◎
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