寒い時期におうちにこもって没頭できるのが、編み物の醍醐味。でも夢中になれる喜びを秋冬だけにしてしまうのは少しもったいないなと思いませんか? 素材や作るアイテムを変えれば編み物はいつでも楽しめるもの。編む手が慣れたまま、一年を通じて編み物を楽しみましょう。 これからの季節におすすめの代表的な3つの素材と、おすすめのアイテムをご紹介いたします。
素材の違いで季節を感じる春夏糸と秋冬糸
手芸用の糸にはさまざまな素材があります。季節で明確に分かれているわけではありませんが、毛足が長く空気をたっぷり含んで暖かい、ウール・モヘヤ・カシミヤなどは秋冬向きの糸です。それに対し、春夏はさらさらした手ざわりの軽くて水分を吸収しやすい綿・麻・レーヨンなどがおすすめです。完成品はもちろん、素材の違いで編み心地や手ざわりも多種多様なので、いろいろな素材にトライしてみてください。
◆ 綿
綿(コットン)はもっとも一般的な素材です。通気性がよく吸水性にすぐれているため、衣料品をはじめ幅広いアイテムに活用されています。エレガントで繊細なレースからカジュアルでざっくりなマクラメなど、糸の太さも質感も幅広く、色のバリエーションも豊富に作られていることが多いので、さまざまな編み物を作ることができます。
綿のおすすめ編み物
綿の糸でおすすめなのが、レース、かごなどの目隠しカバー、ルームサンダル、サマーニットなどです。
ほかにもいろいろ、綿の糸で編める、春夏編み物おすすめをご紹介!
◆ マニラ麻
マニラ麻100%のマニラヘンプヤーンはペーパーヤーンの一種として開発されました。その繊維は伸縮性がなく非常に丈夫です。薄いテープ状に加工された糸はとても軽くやわらかいので、編みやすい上に水に強く、アイテムによっては洗濯もできるのが特徴です。
マニラ麻のおすすめ編み物
春夏お出かけに使える、バッグや帽子を編むのにぴったり!
ほかにもいろいろ、マニラ麻の糸で編める、春夏編み物おすすめをご紹介!
◆ 化学繊維(ポリエステルなど)
ポリエステルは発色がよく、多様な質感やテクスチャーの糸が作れます。 吸水しにくいため濡れてもすぐ乾き、しわが出にくく縮みも少ないのが特徴です。最近では回収されたペットボトルを有効に活用した再生ポリエステル糸も生産されています。
化学繊維のおすすめ編み物
編みぐるみやマルシェバッグは、化学繊維の糸できれいに仕上がります。
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