
今回はお裁縫をするときに覚えておきたい、布目の見方や、布目の直し方などをご紹介します。
よく型紙についている ↔ この矢印マーク。布目線といって、布のたて地の方向を表しています。布目線を布のたて地に合わせて型紙を写すのが大切なポイント。型を取るとき、布目のたて地とよこ地にこだわる訳と、たてよこの見分け方についてみていきましょう。
布目の見方

布目にはたて地とよこ地があります。布地の種類によって、伸び方に多少の差はありますが、基本的に伸びないほうがたて地、伸びるほうがよこ地です。型紙に描いてある布目戦はたて地を表すので、布目線を布のたて地に合わせて置きます。
どうしてたて地とよこ地にこだわるの?
縫い合わせのときに布目の方向を気にするのは、たて地とよこ地では縮み方や伸び方が違うからです。たとえば洋服で考えると、右の袖をたて地で、左の袖をよこ地で裁ってしまうと洗濯するうちに左右の袖の長さが変わってしまう、といった具合です。ですので、必ず型紙の矢印を布のたて地に合わせて置くようにしてください。
パッチワークなどではストライプ柄のたて地とよこ地を使い分けることで柄を効果的に使ったりすることもあります。
布目を正しく直す方法
布目を正しくしておくことで、仕上がりに差がつきます。
地直しとは布目を正しく直したり、縮ませて整えたりすること。縫い始める前にこれをやっておくと、洗濯での縮みや型くずれが防げます。パッチワークの時も、すでに縮ませた状態なので、それぞれのピースが別々に伸び縮みすることがありません。それでは、やり方を見ていきましょう。

買ってきた布の切り口はまっすぐでない場合が多いもの。その場合、よこ糸を1本抜き、それに沿って余分な部分を切り落とします。

裁ち直した切り口が布端に対して直角でない場合、直したい方向に布をひっぱり、たてとよこに平行にアイロンを動かして整えます。この時、布面をこするのではなく蒸気を織り目の中に染み込ませるようにかけるのがポイントです。
布地を種類別に地直しの仕方を紹介します
・木綿・麻
たたんだまま水分が染み込むまで水につけ、絞らずに陰干しして生乾きのうちにアイロンをかけます。防縮、防しわ加工されている布は、ぬらさず裏からアイロンをかけます。
・ウール
布地を裏返してスチームアイロンをかけます。ベロアなど毛足のあるものは、たたみじわを直す程度で大丈夫です。
・ニット素材
布目を整え、平らな所においてから裏面にスチームアイロンを押さえるようにしてかけます。特にウールジャージーには充分蒸気を通します。
・化学繊維
ポリエステル系の繊維は縮まないので、あて布をして裏から軽くアイロンをかけます。
基本を押さえておけば、いろんな布にも応用できます!
布の素材によって、直し方はさまざま。基本を押さえておけば、安心して手作りを楽しめますよ。
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