クラフトのインテリアグリーン / ユキンコの自遊きままな暮らしの手づくり

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みなさま、こんにちは。お元気ですか。手づくりの始まりは「これを作ろう」と思いつく瞬間より、もっと前から始まっているのかもしれない……というのが今回のお話です。

クラフトのインテリアグリーン

50代に入り、2キロほどの荷物を持ち上げたとき「60代になったら持てるかな」と思い、終活も兼ねて片づけを始めました。夢中で片づけるうちに家はそこそこすっきり。むしろ空間が少しさみしくなり、観葉植物でも置こうかなという気分に(笑)。でも、片づけの延長で新しく鉢を買うのもなあ……と思っていたとき、紙で作られた観葉植物の作品を目にしました。「これだ、私も作ろう!」とひらめきました。

どんな植物にするかとあれこれ悩みながら、なかなか「これ」と決められない。いっそ大好きな雑草をモチーフにしようかと、「ぺんぺん草、たんぽぽ……」と調べていたときに、「ものすごく小さいものが大きくなってたらおもしろいんじゃない? これとか」と、オオイヌノフグリの写真を娘が指さしました。その瞬間、子どものころに遊んでいた野山を思い出し、いつも足もとに咲いていた小さな青い花の記憶がよみがえってきました。すごくかわいい花なのに、小さすぎて家に飾ることもない雑草、オオイヌノフグリ。作品のモチーフが決まりました。


そもそも市販の切り花で楽しんでもいいし、枯れない植物がいいなら造花やプリザーブドフラワーもある。それに、なんなら生地で造花を作ることもできる。それでも今回あえて「紙」で作ることにこだわったのは、紙特有の不思議なかわいらしさに惹かれたから。超リアルな技巧を凝らした作品を「わあ、すごい」と眺めるのもいいのですが、リアルには到底かなわないとわかりつつ、紙で精一杯背伸びしているようながんばり、「見ると笑ってしまう感じ」がいいと思ったからかもしれません。

葉っぱや花びらを紙から作るのは少し手間でしたが、なんとかそれっぽい仕上がりになり、娘か「ユキンコっぽいね」と言われてまた一笑。多分、ツッコミどころ満載な感じが、私らしいのでしょう。これからは大きなオオイヌノフグリと一緒にしばし暮らしてみようと思います。

 

次回もお楽しみに。

ユキンコ

『クチュリエの種』創刊時から作品を担当。娘の成長とともに自分の時間も増えてきました。 最近はソーイングにどっぷりはまり中。 

Instagram:@yukinko_no_kurashi

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