「2024 K-ハンドメイドフェア」を訪れて /ごきげん韓国レポ

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アンニョンハセヨ! ヘジンオンニです。
手づくり大好きなみなさん、手づくりならではのあたたかみのある作品や、クリエイターたちの情熱にふれてみたいと思いませんか? 今回は、そんなみなさんにぜひご紹介したい韓国のビックイベント「2024 K-ハンドメイドフェア」に行って来ましたので、その模様をお届けします。

韓国中のハンドメイドに出会える、ブース巡りはまるで冒険!

このイベントは、手づくり文化を愛する人々に特別な体験を届けるための場。18回目となる今回も、韓国全国のアーティストやクリエイターが集結。会場に足を踏み入れた瞬間から、まるで宝探しのようなワクワク感が押し寄せます!

700以上のブースがずらりと並び、個性が詰まったアクセサリーやニット、家具、日用品など、あらゆるハンドメイド作品が並んでいました。

どこを見てもクリエイターたちの情熱があふれていて、時間を忘れて夢中になってしまいます。

 

編み物ブース、大人気!

今回のフェアで特に注目を集めていたのは「編み物」。どのブースも人がたくさん集まっていました! 手編みのアクセサリーや衣類、インテリアアイテムなど、繊細なディテールと斬新なデザインで目を引くものが多かったです。

その中でも印象的だったのは、「ロシコのかぎ針」のブース。ふたりの子どものためにはじめたブランドで、お母さんの愛情がこもった作品がずらりと並び、多くの来場者が足を止めていました。その魅力は何といっても、その素材とデザインへのこだわり。カシミヤやウール、コットン、シルクなどの高品質な糸を使用し、あたたかみのあるニット作品をひとつひとつていねいに編み上げています。特に、とてもカラフルな配色のかわいいらしいデザインが多く、見ているだけでほっこりするような作品ばかりです。

ロシコ Instagram:@rosico_crochet

手づくりのあたたかさと、地球を思う心を込めて

今回は環境にやさしい素材やリサイクル可能な材料を使った作品も多く展示されていました。リサイクル素材で家具や小物を作るアーティストも登場し、ハンドメイドだからこその「地球にやさしい側面」を強調していました。このような取り組みは、ハンドメイドという文化が未来のためにできることを教えてくれますね。

心が動く、職人技のリアルな瞬間

さらに、このイベントの魅力は、職人さんたちが実際に会場で作業をしているところを間近で見られること。陶器をろくろで形づくる姿や、繊細な糸を編み込む手もと、金属を加工する集中した表情……。そのひとつひとつに込められた情熱が、ひしひしと伝わってきます。

直接作り手に質問したり、作品の背景を聞いたりできるのもこのイベントならでは。「こんな風に作られているんだ!」と知るたびに、ハンドメイドの魅力がどんどん深まります。

会場はソウルの中心、「COEX」!

毎年開催されるこのフェアの会場は、ソウル江南にある「COEX」。ここは、モダンなショッピングモールやレストランがそろった、とても便利なエリアです。

イベントの後も周辺でたくさん楽しめるスポットがあるので、訪れる価値大です。そして、来年もますます魅力的なイベントになること間違いなしなので、ぜひみなさんも、次の開催時には韓国のハンドメイド世界を体験してみてくださいね!

金 惠珍(キム へジン)
김 혜진 / KIM HYE JIN

生まれも育ちも韓国蔚山(ウルサン)の韓国人。第2のふるさとは、通っていた大学と会社がある神戸。現在は、韓国春川(チュンチョン)でインテリア会社を運営。趣味は料理とお茶を飲むこと。
Instagram 「季節のぬくもりと、心を込めた一皿を」:@chayu_table

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