ボンジュール! おとめです。今回は、10月初めにおとめの住む村で行われた「天然色国際フォーラム」についてご紹介したいと思います。この時期の南仏は朝晩と日中の気温差が激しく、朝起きたときには真冬かと思うような厳しい寒さですが、日中は日光浴でもできそうな心地よさ。季節を楽しみつつ、訪問しました。
天然色って?
このイベント、天然色ってなに? と思う方もいらっしゃると思います。天然色というのは、天然の染料や顔料を使ったもののこと。例えば草木染めをしている人、天然のもので着色したコスメ商品を作っている人、天然の顔料を使って絵を描いているアーティストなど、さまざまな天然色を使っている人や作っている人が集まり、マーケットが開かれています。
天然の染料なのにカラフルで美しいプリント
その中でもおとめが気になったスタンドについてご紹介したいと思います。例えばこのカラフルな生地が並んだスタンド。こちらはすべてがウール生地で、天然の染料でシルクスクリーンでデザインをプリントしているそうです。
これらのウール生地を使って、子ども用ワンピースをデザインして仕立てたり、スマートフォンのケースにしたり。
また大きめのストールも、大胆できれいな柄のプリントが映えて、とても素敵です。
そしてなんと日本のデザインもあるよ、と言われ、目にしたのがこちら。とても細かいデザインなのに、シルクスクリーンで天然染料を使って印刷されているというのが素晴らしい!
フランスでも人気の藍染め
次に目に留まったスタンドはこちら。藍染めのスタンド。彼らは藍染めのピグメントの生産者さん。フランスの北部、ベルギーの国境に近いピカルディ地方で作られているというのには驚き! 藍は暖かい地方で育つのだと思っていました。
彼らは自分達で作った藍で染めたタオル類なども販売していました。とにかく透き通るようなブルーが美しく、しかも天然染めなので身体にも地球にも優しいというエコロジー商品。
着物からインスピレーション
そして次は、日本の着物などからインスピレーションを受けているという、お洋服のデザイナー兼クリエイターさん。すべて天然染めで生地からデザインしているそう。
最後に、染めといえばテキスタイルだけではありません。髪の毛だって天然染めしたい!ということで、美容師さんが開発した天然の染料も販売していました。
フランス、また海外からの出店者、ビジターも多く、こんなに小さな村なのに、集まった人々のエコロジーに対する関心をおおいに感じました! 特にヨーロッパでは地球や人々に優しい素材、商品への関心がとても強く、このようなイベントには各地から人が集まってくることに、いつもおとめは感心してしまいます。このような価値観をいつも持ち続けて、良い消費者でありたいな、と思ったおとめでした。また来月もフランスから寄稿しますね。
おとめがフランスからお届けする情報は、クチュリエクラブの会員誌『クチュリエの種』でも連載しています。このマーケットの様子は、『クチュリエの種163号』でご紹介するつもりなので、合わせてご覧くださいね。
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