まつり縫い(手縫い)のやり方とコツを解説します~裁縫~

2019年7月4日(木曜日)

まつり縫い

「まつる」という縫い方にはいくつか種類があり、仕上がりや用途が違うので疑問を抱いている人も多いようです。きれいに縫うのがむずかしいというお声もあるので、この記事では「まつり縫い」の種類とコツについてご紹介します。

◇まつり縫い

スカートの裾上げなどに使われる一般的な「まつり縫い」です。表側に出る縫い目をできるだけ目立たせないように縫います。

まつり縫いの手順1

布端を3つ折りした後、しつけをかけておくと縫いやすくなります。

まつり縫いの手順2

糸は1本どりにして、玉結びが隠れるように、布の折り山の裏から針を入れます。

まつり縫いの手順3

布を0.1cm(布の織り糸1〜2本)ほどすくい、さらに折り山の裏側から針を入れ、糸を引きます。

まつり縫いの手順4

同様に繰り返して縫います。

まつり縫いー表

本来は同色の縫い糸を使うので縫い目はほとんど見えません。

◇奥まつり縫い

裏側からも縫い目が目立たず、糸の引っ掛かりがないため、ほつれにくい縫い方です。

奥まつり縫いの手順1

ここでは布端を端ミシン(またはロックミシン)で始末しています。2つ折りにしてしつけをかけます。

奥まつり縫いの手順2

布端を手前に折り返し、ひと針すくいます。

奥まつり縫いの手順3

布を0.1cmほどすくい、糸を引きます。

奥まつり縫いの手順4

折り返しを同様にすくい、これを繰り返します。

奥まつり縫いの手順5

表の仕上がりは「まつり縫い」と同じですが、裏も縫い目が目立ちません。

◇たてまつり

アップリケやパイピングなどに使われる縫い方です。

たてまつり 手順1

アップリケの場合、アップリケ布の裏から針を入れます。

たてまつりの手順2

針目が垂直になるように、真上に針を入れ、土台布をすくって、アップリケ布の端に出します。

たてまつりの手順3

等間隔に繰り返して縫います。

たてまつりー裏

裏には糸が斜めに渡ります。

POINT

たてまつりのコツ

裏に出る縫い目を目立たせたくない場合は、「まつり縫い」の要領で土台布を少しだけすくいます。

◇奥たてまつり

「たてまつり」の表に出る縫い目が目立たないように縫う方法です。

奥たてまつりの手順1

アップリケ布の折り山から針を出します。

奥たてまつりの手順2

真上(アップリケ布のすぐきわ)に針を入れます。

奥たてまつりの手順3

続けてアップリケ布の折り山に針が出るように布をすくいます。

奥たてまつりの手順4

糸を引き、これを繰り返します。

奥たてまつりの手順5

アップリケをしてもほとんど縫い目が見えません。

用途で手法を使い分けよう

裾上げのほかにも、アップリケやパイピングなど、まつり縫いはさまざまな用途で役立ちます。その時々で使い分けて、満足のいく手づくりをしてくださいね!

クチュリエブログでは、ほかにも基本的な裁縫の手順や少し凝った刺しゅうなど、たくさんのお役立ち情報を掲載しています。ぜひ、のぞいてみてくださいね。

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