刺繍枠って? 使い方のコツや手づくりの方法までお教えします♪
2019年5月10日(金曜日)
刺繍をきれいに仕上げたいときは、刺繍枠がお役立ち! 丸型だけではなく、四角い刺繍枠もあるんですよ。
◇刺繍枠って、どんなもの?
刺繍枠は刺繍をするとき、布をピンと張るための道具です。大抵のものは円形で、二重の円の間に布を挟み込み、ねじを閉めて固定して使います。サイズは7cmから25cmくらいのものまであり、図案の大きさや布のサイズに応じて使い分けます。
枠がなくても刺繍はできますが、枠を使うと刺繍糸を引きすぎて布がよれてしまうことを防いでくれます。手で引き加減を調節したり、指で布をピンと張る必要がないので余計な力が入らず疲れません。ステッチの仕上がりも断然きれいですよ。
POINT
円形の枠をずらしながら使うときは、刺繍した部分をなるべく挟まないように注意します。リボン刺繍やビーズ刺繍の部分は、最後にするようにしましょう。
◇ 四角い刺繍枠もあるの?
・広い面に役立つ四角い刺繍枠
広い面に刺繍するときは、丸い刺繍枠を刺したいポイントにずらしながら使っていく方法もありますが、四角い刺繍枠を使うと、ずらしながらではなく、布全体を張れるのが特徴です。丸い枠にははめにくいキャンバス地や、日本刺繍で、着物幅をピンと張って刺しゅうするときなど、少し特殊な場合に使うことが多いです。
・刺繍枠も手づくりできます。
刺したいものにピッタリサイズの枠を作ってしまうのもひとつのアイデア。要は布をピンと張れればいいので、作品のサイズの木枠を作るだけです。布を木枠のサイドに画びょうで留めたら準備完了。枠より小さい布に刺繍をするときは両端に別布を粗く縫い付ければ、いろんなサイズに対応できます。
◇ 小さい刺繍のときは、刺繍枠は必要?
小さな部分を刺繍する場合でも、まず枠にはめて刺繍をしてから、サイズに合わせて布をカットするようにしましょう。
枠にもはまらないような小さな布へ刺す場合は、裏に張りのある接着芯を貼るというのもテクニックのひとつ。布がしっかりして、つることもなくなるので、とっても刺しやすくなりますよ。
小さい刺繍枠にはめて、刺繍したらそのまま飾ってもかわいいですよ!
刺繍枠をはじめ、道具を上手に使って、プロの腕前に近づこう
道具を使いこなすことも、美しい仕上がりのために大切なこと。正しい使い方を知って手づくりに活かしてください。クチュリエでも刺繍枠をご用意しています!初心者の方にも使いやすく作られているので、ぜひ使ってみてくださいね!
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金具に糸を引っかけないすぐれもの刺しゅう枠
刺しゅうをしているときにどうしてもイライラしてしまう、金具への糸のひっかかり。こちらの刺しゅう枠はは調節金具が枠の内側についているので、刺しているときに糸をひっかけづらく、作品作りに集中できます。
小さめ面積を刺すのに便利 直径12cm刺しゅう枠
小さめの布に刺しゅうをするのに便利な直径12cmの刺しゅう枠。サイズが小さいので布がきちんと固定され、ピンと張ることができます。刺す部分の大きさに応じて、刺しゅう枠のサイズを使いわけるのがおすすめです。内枠にはロゴが入ったクチュリエオリジナルです。
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