ゴールドワーク刺繍の魅力と美しく仕上げるコツ

2016年3月18日(金曜日)

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前回の「ゴールドワーク刺繍との出会い」に引き続き、二村エミさんに英国伝統刺繍のゴールドワークについてお話をおうかがいしました。ゴールドワークのいちばんの魅力は、金・銀のメタル糸の輝き・気品・格調の高さ。さらにビーズやスパンコール、ビジューなど華やかな素材を組み合わせた刺繍は、まさに宝物のようです。

英国で親しまれているモチーフも魅力

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ゴールドワークは、王室や教会の装飾と古くから関わりの深い技法ということで、クチュリエの「ゴールドワークの宝物ブローチの会」では、英国で親しまれているモチーフをセレクトし、二村エミさんに愛らしくデザインしていただきました。イングランドの伝統的な花の紋「チューダーローズ」や、スコットランドの「アザミ」、アイルランドの「シャムロック」など……。

キャサリン妃の紋の中にはかわいいどんぐり!

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ちなみに「どんぐり」は、かのキャサリン妃の紋にも使われているモチーフ。他にもスワンやクラウンなど、英国王室にもなじみのあるキュートなモチーフを、きらびやかなゴールドワークでエレガントに仕上げられています。なので、刺繍ファンだけでなく、英国王室ファンにとっても至福の時間を楽しんでいただけるはず。

美しく仕上げるコツは職人になりきること!?

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美しくゴールドワークを仕上げるコツをお聞きしたところ「あせらず一針一針をていねいに刺すこと」とのこと。それは、流行や時代に左右されない英国人の精神、ひとつの道を極める職人の魂に触れることにも通じるそうです。

手づくりのブローチでプリンセス気分でお出かけ♪

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ていねいに刺すから、できあがったときの達成感や感激もひとしお。まずは手軽にトライできて、作った後もアクセサリーとして身につけられるブローチがおすすめです。手づくりのブローチでおしゃれに差をつけてみませんか。

刺繍をきっかけに英国の歴史や文化にも……

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英国の伝統刺繍には、ゴールドワークのほかにも、王妃のドレスにも愛用された幾何学模様が美しい刺繍「ブラックワーク」などがあります。刺繍をきっかけに、英国の歴史や文化に親しむのも素敵ですね。

二村エミさん監修のクチュリエキット「ブラックワークの布小物の会」では、黒色以外のシックなカラーバリエも加わり、初心者さんでも楽しめるデザインになっています。こちらもぜひチェックしてみてくださいね。

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