教えて!韓国の手づくり事情

2021年10月8日(金曜日)

私は大の韓国好き。でも今は気軽に外国へ行くことができず、とても悲しいですよね。 ということで、現地に住むかわいい友人、惠珍(ヘジン)に韓国の旬の手づくり事情をレポートしてもらいました!
クチュリエ編集担当:エリー

ヘジンオンニがレポート!韓国で今、大人気の手づくりって?

人気のビーズアクセサリー作家basil seoul(バジル ソウル)さんの作品。

みなさま、アンニョンハセヨ! 惠珍(ヘジン)と申します。私は現在、韓国の春川(チュンチョン)に暮らしています。春川は冬ソナの聖地として有名な場所! 首都ソウルからは車で約1時間、山も川もある景色がきれいな所です。韓国生まれ、韓国育ちの私は、日本文化を学ぶために日本で10年間暮らしていたのですが、3年前に結婚を機に韓国へ帰国。今は夫婦でインテリアの会社を運営しています。

私にとって、日本は第2のふるさと。日本が大好きで、帰国してからも日本が恋しいと思っていたので、こうしてクチュリエクラブのみなさんに韓国の話をお伝えできるのがとってもうれしいです。

今日は私が暮らすこの韓国から、最新の手づくり事情をお伝えしたいと思います。私自身は手づくりは初心者なんですが、日本のみなさんにこれなら楽しんでもらえるかな? という情報をキャッチしてきました。ぜひ、感想など聞かせてくださいね。

韓国でブーム、ビーズアクセサリー

コロナで自宅にいる時間が増えた今日このごろ、日本のみなさんはどのようにお過ごしですか? やはり手づくりする時間が増えましたか? 韓国では今、おうち時間を楽しむための新たな趣味として、手づくりが大人気なんです。手づくりの商品や、材料、作り方の書籍や動画なんかも、とにかくすべてが人気上昇中です。その中で今回は、昨年から大人気のビーズアクセサリーについて紹介したいと思います。

人気のビーズアクセサリー作家basil seoul(バジル ソウル)さんの作品。

手ごろな値段の材料で、誰でも簡単にできるのがビーズアクセサリーの魅力です。韓国の俳優やアイドルも自分で作った物をSNS上にアップしたり、実際に着用したことで、ビーズアクセサリー作りの人気に火がつきました。ところが、実際に作ってみた方はおわかりかと思うのですが、色の組み合わせがむずかしいですよね。もっとポップにしたいとか、自分らしい魅力的な色合わせにしたいのに、どうしたらいいの!? そんな壁にぶつかってしまうことがあるのではないでしょうか。

そんな時、韓国の手づくり好きさんは、ソウル東大門総合市場を訪れます。

奥に見えるのが東大門、その右の建物が東大門総合市場

ここは素敵なビーズアクセサリーを作りたい人には天国! 私が取材に訪れた6月のとある土曜日、ソウルはまだまだコロナ禍にもかかわらず、ビルの中には人、人、人! 10代から40代ぐらいの女性を中心に、なかには男性の姿も見えて、韓国のビーズ手芸の人気の高さを実感しました。その光景は私にとって、自粛生活が始まって以来、初めて目にする人の賑わいでした。

手づくりの夢が広がる空間!

この東大門総合市場のすごいところは、何といってもその店舗の数とバラエティーの豊かさ。広大なフロア一面、どの店もビーズを扱っているので、どこも似たような感じだろうと思ったら大間違い! お店ごとに置いてある作品や素材、色合い、スタイルなどにそれぞれの個性があるんです。材料だけではなく、完成したアクセサリーの作品を見て回るというのもおすすめ。その中で、気に入った作品を発見し、作家でもある店員さんに相談すれば、売っている作品と同じものが作れる材料を集めてキットにしてくれるんです。もちろん、少し材料をアレンジしたいなどもオーダーできますし、よい相談相手になってくれるんですよ。

特別な技法なしに、色の組み合わせやかわいいパーツだけでポップなデザインに仕上げることができ、手芸ができない人も「このぐらいなら私も作れそう」と思わせてくれるのが韓国のビーズアクセサリーの特徴なのでは、と思います。みなさまもこの機会に、ネットやSNSで、韓国語で「비즈」(ビーズ)と検索し、ポップなビーズアクセサリー作りの参考にしてみてはいかがでしょうか。そして、コロナが終息したらぜひ韓国の東大門ビーズ売場にも遊びに来てみてくださいね。私もまた日本に遊びに行きます!

※冒頭でご紹介したビーズアクセサリー作家basil seoul(バジル・ソウル)さんは、オンライン上で動画レッスンと作品を紹介しています。「同じオブジェでもどんな部材をつなげるかによって、感じも活用度も違う作品になります。」ぜひ、のぞいてみてくださいね! Instagram:@basil_seoul

金 惠珍(キム へジン)
김 혜진 / KIM HYE JIN

生まれも育ちも韓国蔚山の韓国人。第2のふるさとは、通っていた大学と会社がある神戸。現在は、韓国春川でインテリア会社を運営。趣味は料理とお茶を飲むこと。
Instagram 「春川、UNO家のおうちご飯」:@uno_cook

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