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フェリシモたすけあい基金からの支援「コロナ禍を生きるウガンダの人々の暮らしと教育を守るプロジェクト」(認定NPO法人テラ・ルネッサンス)

みなさまとともにこれからの未来の暮らしを作っていく取り組みのために設立された「フェリシモ たすけあい基金」より、ウガンダでコロナ禍の制限のために苦しむ人々への支援を実施しています。(※このプロジェクトは2021年12月9日時点の情報によるものです)

マスク作りの仕事で家族の生活を支えている「元少女兵」

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための経済・社会的制限により、きびしい生活に陥っているウガンダの貧困層家庭や子ども、若者、女性たちの、暮らしを守るプロジェクトです。

はじめまして。
認定NPO法人テラ・ルネッサンス理事長の小川真吾です。

新型コロナウイルス感染症が世界中で猛威を振るいはじめてから、もうすぐ2年。ワクチン接種も進み、移動の制限も緩和されつつあります。しかし、変異株「オミクロン」の出現によって、再び国境は閉鎖され、先の見えない不安な状況が続いています。

私たちが活動をしているここウガンダ共和国でも、新型コロナウイルスの感染は拡がっていますが、それよりも感染を防止するためにかけられた経済・社会的制限が、人々の暮らしをよりきびしいものにしています。

医療体制が充分とは言えない状況において、病院の受け入れが制限されたり、移動制限のために病院に行くこともできずに、予防・治療可能な病気で亡くなる人も増えています。

私たちは長年ウガンダで、「元子ども兵」の社会復帰支援に取り組んできました。子ども時代に兵士として戦わされてきた彼ら・彼女らに対し、職業訓練や識字教育、ビジネス講習などを実施することで、卒業後は自分たちの力で仕事をして生活ができるように、自立支援をしています。

卒業した「元子ども兵」たちは、おのおのが習得した技術を使い、洋裁や木工大工などで生計を立てています。そうして辛い過去を持ちながらも、自立を果たした彼ら・彼女らでしたが、ロックダウンによって、せっかく開いたお店も閉めざるを得なくなりました。国からの休業補償などはなく、別の仕事をしてなんとか家族を養おうとしていますが、決して充分な収入ではありません。

ウガンダではいまだに学校が閉鎖されたままで、2022年1月に学校の再開が予定されていますが、オミクロン株の出現で延期されるかもしれません。約1年半もの間、子どもたちは満足に学校に通うことができずにいます。

精神的に不安定になった若者たちの犯罪や、望まない妊娠。そして経済的な不安から、家庭内暴力が増えているという報告もあります。こうした状況を鑑み、私たちはコロナ禍の制限による影響で、苦しむ人々を支援するためのプロジェクトを立ち上げました。

〈支援内容〉

①経済的にきびしい状況になったり、家庭内暴力などのリスクにさらされている若者たちへの生活と教育サポート

学校が閉鎖されたことで、心理社会的な負担を強いられ、犯罪グループに勧誘されるなどのリスクを負っている若者たちへ、寺子屋教室(インフォーマル教育)を行います。
また、個別カウンセリングも合わせて行い、子どもや若者たちのコロナ禍での生活と教育をサポートします。

寺子屋(インフォーマル教育)での授業の様子
(※気温が高く、室内換気もよいそれほど密ではない環境の場合、子どもたちはマスクを外していることが多いようです)

②洋裁の訓練を受けた卒業生への布マスクの発注

コロナ禍で仕事が無くなったり、収入が減少した「元子ども兵」や、最貧困層の卒業生たちに対して、布マスク作りの仕事を提供します。彼ら・彼女らが生産した布マスクは、テラ・ルネッサンスが買い取り、マスクを買うことができない貧困層家庭や子どもたち、コロナ対策に従事している病院やエッセンシャルワーカーに、布マスクを配布します。そして、学校が再開された時は、子どもたちへ布マスクの配布を予定しています。

課外活動でサッカー教室に参加する寺子屋の若者たち

〈期待される効果〉

若者たちの生活と教育をサポートすることで、心のより所を作り、犯罪や望まない妊娠を防ぎます。そうすることで、学校が開校された時に、彼ら・彼女らが笑顔で学びの場に戻ることができるようになります。

また、布マスクの生産を通じて、仕事の機会が減少してしまった方々に、仕事を提供することができます。それにより、対象者の方々が家族を養うための最低限の生活を維持することができるようになります。

そして、それらの布マスクが、学校が再開された時に子どもたちへ配布されると、子どもたちは安心して学校に通うことができます。自分たちが生産した布マスクが、子どもたちや医療従事者、最貧困層の方々など必要とされているところに届けられることは、彼ら・彼女らにとって「誇り」になります。

これらの活動は、今ある課題の解決だけでなく、コロナ禍が終わっても、再び経済や社会・教育が動き始めたときに、すぐに対応できる基盤作りにもなるのです。

■コロナ禍を生きるウガンダの人々の暮らしと教育を守るプロジェクト
実施場所 : ウガンダ共和国グル県
実施期間 : 2021年12月~2022年3月
・テラ・ルネッサンスさまのその他の支援活動はこちらから

活動レポートが届きましたら、みなさまにご報告させていただきます。

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