「フェリシモメリーで社会貢献(世界のこどもたちへの栄養改善事業支援)」から2024年度に基金を拠出した「認定NPO法人 ハンガー・フリー・ワールド」(以下HFW)さまより、このたび活動レポートが届きましたので下記にてご紹介します。
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3歳未満の栄養不良児と母親を対象にした栄養改善事業を2017年から実施中。
元支援対象者だった先輩お母さんや地域住民、行政が徐々に事業の担い手となり、支援からの卒業をめざしています。

ベナンでは調理実習を通して栄養改善を行っており、HFWの支援を卒業した先輩お母さんたちが実施しています。彼女たちは、調理実習の運営に加えて、週2回程度の家庭訪問を通して参加者のフォローアップを行うほか、その際に家庭での実践が難しくなる原因や課題を拾い、実習内容の改善も図っています。そして、そんな調理実習を運営している先輩お母さんたちをサポートしているのが「モニタリング委員会」です。
たとえば、毎月の計画を一緒に立てたり、計画がうまく進んでいない時には、解決策を一緒に検討したりします。
このように、先輩お母さんたちのサポートと、運営を支える「モニタリング委員会」の存在、両方が高い実践率につながっています。

ここで自慢したいことが2つあります!
1つ目は「モニタリング委員会」のメンバーの多くが、私が10年前にインターン生として訪問した際に出会った人たちだったのです。10年前はHFWの指導を受けて活動していた彼女たちが、今では地域のリーダーとして自分たちが主体の活動を実施していることがとてもうれしかったです。2つ目は、調理実習以外の活動で学んだことも自主的に「復習」をしていたことです。グループの定例会の場で、これまで受講してきた研修(計画立案、住民参加を増やす方法、栄養教育など)の復習や浮かんだ疑問に対する答えをみんなで考えているそうです。
研修だけで終わらず、その学びをしっかりと復習し実践につなげ続けているベナンでの活動は、とても効果の高い活動と言えると思います。(報告:HFW海外事業担当 槌谷保子さん)

〈支援者のみなさまへ〉
みなさまのご支援で、子どもたちが栄養不良から回復しています。ありがとうございます。しかし、現在も世界では約7億3300万人が飢餓に直面し、飢餓人口は高止まりしたままです。
なお、ベナンでは遡る2020年末から2023年初頭にかけての深刻な干ばつが、食料生産に大きな影響を与えました。紛争、気候変動などの影響で、世界的に食料価格が高騰し、特にアフリカでは5人に1人が飢餓に直面しておりますが、2030年には世界の飢餓人口の53%がアフリカに集中すると予測されています。
人々が充分に食べることができ、地域が強くなることは、災害、紛争、テロなどの抑止や軽減にもつながります。 HFWは、現地の人々が自身の手で生活を改善し、その状態が持続できる自立支援を行っています。今後ともサポートをよろしくお願いします。
出典 (国連食糧農業機関(FAO)Global Information and Early Warning System)
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