2024年に「フェリシモ 地球村の基金」から支援を行ったプロジェクト「清潔なトイレで、健康に学校生活を送ろう! プロジェクト」の活動レポートを認定NPO法人 AMDA社会開発機構さまよりいただきましたので、みなさまにご報告します。
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〈プロジェクトの中間報告〉
1. 学校への衛生設備の設置
メリナリブ小学校とアンジャヌフディ小学校に、それぞれトイレ4基(男子用1+女子用3)と小用トイレ1基(男子用)を設置しました。またアンブイツィナナナ小学校では、既存のトイレ(4基)のドアと窓を修繕し、小用トイレ1基を設置するとともに、水道からトイレまで水が届くよう、配水パイプを延長しました。

2. 衛生設備管理委員会の設置
上記3つの小学校で、トイレや給水設備の整備に加え、衛生的で安心できる学校づくりを目指すための衛生設備管理委員会の立ち上げを支援しました。立ち上げ当日は委員となった先生や保護者の代表が、設備の管理や清掃の計画、衛生用品の準備、地域への啓発活動などについて話し合いました。また、子どもたちが日常的に衛生について学べるよう、授業の中で取り上げる工夫も進めています。

3. 衛生教育の実施
ミアダナンジーナ・コミューン内の全小学校(14校)の教員56人を対象に、衛生に関する研修を一日かけて実施しました。ある程度の知識はあっても、系統立てて学んだことのない内容だったようですが、さすが学校の先生、関心をもって積極的に参加し、研修の内容をすぐに自分のものにされていました。

また3つの小学校では、衛生教育の一環としてイベントを実施しました。当日は人形劇を通じて手洗い、トイレ、飲料水の扱い方などのメッセージを伝え、子どもたちはもちろん、一緒に参加した保護者もイベントを楽しんでいました。
〈現地の様子・現地の声〉
プロジェクトで支援した3つの小学校の「水と衛生」の状況は、学校ごとに少し違いがあります。メリナリブ小学校とアンジャヌフディ小学校の2校では、下痢の子どもの多さが気になります。安全な飲み水にアクセスしづらかったり、手洗い設備が十分でなかったりすることが影響していると考えられます。一方、アンブイツィナナナ小学校では、衛生に関する研修の受講経験をもつ先生がいたり、古くても水道があったりと、他の2校よりは少しだけ衛生環境が整っており、そのお陰か、手洗いをする子どもも比較的多く見られます。

(アンブイツィナナナ小学校)
このたび、プロジェクトでトイレを整備できたことは、子どもたちが健康に学校生活を送るための確かな一歩となりました。それぞれが置かれている状況に違いはあっても、二歩目、三歩目と歩みを進めるためには、トイレを使うことや手洗いの重要性を理解し、実行し、定着させていくことが必要です。プロジェクトの残りの期間では、衛生設備管理委員会への声掛けを続け、彼らを中心に自分たちで衛生環境を維持していけるようになることを目指します。
〈支援者のみなさまへ〉
みなさまの温かいご支援のおかげで、3つの小学校でトイレを設置・修繕し、委員会を立ち上げ、衛生教育を実施することができました。新しい設備に興味津々な子どもたちの様子が、とても印象的です。活動をきっかけとして地域全体に衛生意識が広がるよう、彼らの今後の取り組みを見守り、必要なフォローをしていきます。
■清潔なトイレで、健康に学校生活を送ろう!プロジェクト
実施場所:マダガスカル共和国アナラマンガ県マンザカンジーナ郡
ミアダナンジーナ・コミュー
実施期間:2025年1月~12月
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