2024年に「フェリシモ 地球村の基金」より拠出した、ガーナ共和国での洪水被害支援プロジェクト。特定非営利活動法人 CLOUDYさまより、このたび活動レポートが届きましたので下記にてご紹介します。
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「職業訓練」が200世帯1000名の希望の光に
〈プロジェクトの実績報告〉
2024年7月から11月の5ヵ月間でガーナ・ヴォルタ州の6つのコミュニティにおいて緊急支援プロジェクト「職業訓練ワークショップ」を実施いたしました。参加人数は、200世帯合計1000名となり、各コミュニティの参加人数は以下になります。
アブイ・チタ村周辺(チイヌ:150名 / サンガ:100名 / ニュー・カイラ:150名 / アホー:250名 / チタ:150名 / ウォウォニョぺ:200名)
この5ヵ月間にわたる職業訓練では、固形せっけん、液体せっけん、漂白剤、ドーナツ、ヨーグルト作りを副業として今後新たな収入源へ繋げるための、消費財や食べ物の作り方、販売のノウハウを指導いたしました。コミュニティごとに希望を募り、商品別にチームを分け、アクラから指導員を派遣し、それぞれに生産工程を何度も繰り返しながら実施しました。
研修後、習得した技術を仲間内でシェアし合い、手順を確認するなど協力し合う姿が見られました。「コミュニティ再建を再建したい!」という女性たちの思いがひとつになり、災害をきっかけに村の結束力がさらに強まったことが、非常に印象的でした。
ワークショップを経たのち、各コミュニティに対してマーケットで実際のビジネスを開始するにあたって費用の援助を行い、各コミュニティでそれぞれがワークショップで学んだ知識をもとに実際に販売を実施しています。


〈現地の様子・現地の声〉
2023年10月に行われたアコソンボ・ダムの放流によって大きな被害を受けた地域。今回ワークショップを行った6つのコミュニティはその大半が洪水による浸水で、畑は全滅、一部では住居も流されてしまいました。
この地域に住む人々の収入源の大半は農業・漁業であったため、一晩にして職を失い収入源を失ってしまったのです。政府からの支援は何も届かず、親戚を頼りに村を離れる人もいましたが、住民の大半が頼る場所がなく村に残っている状況が続きました。
今回の緊急支援によって、そんな職を失ったコミュニティの人たち、およそ200世帯に対して支援を行うことができました。先が見えない不安から、職業訓練を通して、新たな収入源確保に向けたトレーニングはそこに住むコミュニティのみんなに大きな希望を与えることとなりました。
参加者の声:「洪水によって家が流されてしまったが、親戚や頼る人がいなく途方に暮れていた私たち家族を村のみんなが助けてくれました。今は村の仲間の家にお世話になりながら、この職業訓練で得たノウハウを活かし、固形せっけんをマーケットで週に3回販売しています。家を建て直すにはまだまだお金は足りないですが、一生懸命にせっけんを売って、家族で土壁の家を作り始めたいと思っています。」

〈支援者のみなさまへ〉
支援者のみなさま、洪水に奪われた生業を取り戻すための緊急支援プロジェクトとして温かなご支援を本当にありがとうございました。
初めての被害で収入源である農業や漁業を失い、戸惑いと不安と絶望の境地にあったコミュニティの仲間に対し、職業訓練を実施できたことで、彼らの命を繋いでくださいました。新たなスキルを身につけたことで、収入を得る他の手段を得た彼らが、畑が回復するまでの期間、また畑が回復しても今後副業として収入に繋げていけるスキーム作りを一緒に構築させていただけたことを心よりうれしく思っております。
今後とも彼らと共に、農業の完全なる復旧までの間、職業訓練を通じたサポートを通し、命を未来に繋げていく活動を行ってまいります。
■洪水に奪われた生業を取り戻すための緊急支援プロジェクト
実施場所:ガーナ共和国・ヴォルタ州アブイ・チタ村周辺地域
実施期間:2024年4月~2025年3月頃まで
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