フェリシモCompany

メディア美学者 武邑 光裕さんのメッセージライブ収録動画配信を9月10日にスタート。 「神戸学校online」

リアルな場所でのおしゃべりは文化的進歩を生み出す源泉

フェリシモが運営するオンラインサロン「神戸学校online」は、第288回フェリシモ「神戸学校」の収録動画を9月10日に公開しています。これは2021年8月28日にオンラインで開催された「フェリシモ神戸学校」のアーカイブ映像です。メディア美学者・「武邑塾」塾長の武邑 光裕(たけむら みつひろ)さんをお招きし、デジタル社会における現代、そして未来における何気ない雑談やおしゃべりの大切さについてお伺いしました。神戸学校2021年度のテーマは「22for22」。しあわせな22世紀をデザインしていくために、今を生きる私たちにできる行動をお招きしたゲストやお客さまとともに考えていきます。参加料500円は全額東日本大震災遺児のケア活動に活用されます。「神戸学校online」は、毎月神戸で開催される「神戸学校」をインターネットで配信する取り組みで、フェリシモが”新しい日常”の中で今できる活動、「ともにしあわせになるしあわせ wish with」プロジェクトのひとつです。

◆「神戸学校online」2021年8月度特別編の収録動画配信(約1時間30分)
詳細>> https://feli.jp/s/pr2109104/1/
500円(非課税・全額寄付)の参加料を支払うと、当日の収録動画を見ることができます。
収録動画は繰り返しご覧いただけます。

テーマはおしゃべりのルネサンスーGeniusからSceniusへ。おしゃべりが消えた社会には未来はない

デジタル社会が進む中で起きた新型コロナウィルスの世界的なパンデミック。多くの人たちが引きこもり状態になり、SNSなどオンライン上でのコミュニケーションは叶うにも関わらず、閉塞感からくるメンタルヘルスへの悪影響が問題視されました。人々は今、リアルな場所でのコミュニケーションの大切さに気付き始めているといいます。ちょっとした立ち話から思わぬアイデアが生まれたり、休憩室で意図せずに会った人との会話からヒントを得たり、励まされたりといった経験は、定まったテーマや必要事項の伝達を目的としたSNSではそぎ落とされてしまうものです。テーマにあるScenius(シーニアス)とは、英国のミュージシャンであるブライアン・イーノが作り出した「文化的シーン全体の知性と直感」を表す言葉。最も重要な文化的および知的進歩は、多くの場合、リアルな場所やシーンを起因とし、一種の集合的な魔法を引き起こした大勢の人々の産物だというのです。これは雑談やむだ話から生まれる交流やひらめきのひとつひとつが次の100年を左右するコラボレーションに繋がることがあるということ。武邑さんが拠点を置かれるドイツをはじめとし、おしゃべりの重要性に気付いたヨーロッパのユニークなおしゃべり施策をお話しいただきました。

【ゲストプロフィール】
日本大学芸術学部、京都造形芸術大学、東京大学大学院、札幌市立大学で教授職を歴任。1980年代よりカウンターカルチャーやメディア論を講じ、VRからインターネットの黎明期、現代のソーシャルメディアからAIにいたるまで、デジタル社会環境を研究。2013年より武邑塾を主宰。著書『記憶のゆくたて―デジタル・アーカイヴの文化経済』(東京大学出版会)で、第19回電気通信普及財団テレコム社会科学賞を受賞。2017年、Center for the Study of Digital Life(NYC)フェローに就任。著書に『さよならインターネット GDPRはネットとデータをどう変えるのか』(ダイヤモンド社)、『ベルリン・都市・未来』(太田出版)、新著に『プライバシー・パラドックス データ監視社会と「わたし」の再発明』(黒鳥社)がある。現在、ベルリン在住。

■お問い合わせ
神戸学校事務局 TEL:078-325-5727
(平日10:00~17:00)
eメールアドレス: kobe@felissimo.co.jp

◆神戸学校について
「神戸学校」は、阪神・淡路大震災をきっかけにスタートしたメッセージライブです。2004年に、メセナアワードの『文化庁長官賞』を受賞しています。豊かな人生を送ることを目指した”生活デザイン学校“として、毎月1回、各界で活躍するオーソリティーを神戸に招いて開催しています。
・ウェブサイト>> https://feli.jp/s/pr2109104/2/
・Twitter>> https://mobile.twitter.com/kobegakko
これまでのゲスト(2021年7月まで。YouTubeが再生されます)>> https://youtu.be/VWB-XFqtCH4

フェリシモ「ともにしあわせになるしあわせ wish with」プロジェクト
新型コロナウイルスによる多様な課題に対して、お客さまや社会のみなさまとともに「たすけあい」の心で、 私たちだからこそできる取り組みを行うプロジェクトです。「ともにしあわせになるしあわせ」というフェリシモのコア・バリューのもと、みなさまご自身が、まわりの方とともにしあわせな毎日を育み、未来の暮らしを作っていくことを応援する継続的な活動を実行していきます。
・特設サイト >> https://feli.jp/s/pr2109104/3/

~ともにしあわせになるしあわせ「FELISSIMO [フェリシモ]」~
ファッションや雑貨など自社企画商品を中心に、カタログやウェブなどの独自メディアで生活者に販売するダイレクトマーケティングの会社です。ひとりひとりがしあわせ共創の担い手となること、人をしあわせにすること、自然・社会・人としあわせになること。それらの経験価値をコアバリューとした「ともにしあわせになるしあわせ」を具現化する“事業性”“独創性”“社会性” の3つが交わる領域での事業活動を行っています。
― 会社概要 ―
社名 : 株式会社フェリシモ
本社所在地 : 〒650-0041 神戸市中央区新港町7番1号
代表者 : 代表取締役社長 矢崎和彦
創立 : 1965年5月
事業内容 : 自社開発商品をカタログやウェブサイトにて全国の生活者に販売するダイレクトマーケティング事業
◆ウェブサイト>> https://feli.jp/s/pr210620/1/
◆Instagram>> https://www.instagram.com/felissimo_official/
◆Twitter>> https://twitter.com/FELISSIMO_SANTA
◆Facebook>> https://www.facebook.com/felissimosanta/
◆会社案内(PDF)>> https://feli.jp/s/pr210620/2/
◆フェリシモの社会活動>> https://feli.jp/s/pr210620/3/
◆みなさまとともにしあわせ社会をめざす基金活動>> https://feli.jp/s/pr210620/4/

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