フェリシモCompany

しあわせの輪がひろがる~ありがとうの気持ちを込めて~【今月のフェリシモ 12月号】

今年、みなさまにお届けしてきた「今月のフェリシモ」の表紙たちを振り返って……。

2021年もありがとうございました

12回目の『今月のフェリシモ』のお届けです。
今年お届けしたフェリシモのモノ・コトでみなさまに少しでも楽しんでいただけたのであれば、うれしいです。
2021年はみなさまにとってはどんな一年でしたか?
2022年もフェリシモ定期便でお届けする素敵なモノ・コトをどうぞお楽しみに。


2021年もいろいろなことがままならず、もどかしさを感じる1年でした。
そんな中みなさまは、誰かを想って応援くださったり、誰かとの時間を豊かに、そして
笑顔を育むために、定期便を活用くださったり。
また、プランナーが熱い想いでつくったアイテムたちをいっしょに楽しんでくださったり、フェリシモと定期便を通してつながり続けてくださいました。
今月は、そんなみなさまに“ありがとう”の感謝の気持ちをお伝えしたいモノ・コトの特集を。
この一年の締めくくりに、みなさまに笑顔になっていただけたらうれしいです。
そして、来年も定期便で、みなさまと笑顔でつながり続けられますように。

障がいのある人も、ない人も
みんなが持てる力を発揮できる社会へ

UNICOLART×C.C.P

2015年の活動開始以来、販売価格の一部を基金として、障がい者アート支援団体を通じて障がいのあるアーティスト支援や次世代アーティスト育成に活用させてもらってきました。ありがとうございます!

~アートがいきるものづくり~ デザインをカタチに
ふだんの生活の中に取り入れやすいものづくりが
私たちが目指すこと、私たちだからできること

CCPの取り組みのひとつ「UNICOLART(ユニカラート)」。目にするだけで元気になれたり、はっとするようなユニークな柄や大胆な色づかいが魅力のチャレンジドアートを、ふだんの生活に取り入れられるモノとして基金を付けてみなさまにご案内しています。その基金は障がい者アートの支援団体NPO 法人エイブル・アート・ジャパンさんを通して、次に続くアーティストを育成するために使われています。

基金 累計拠出額 ¥1,950,000(2021年10月末現在)

これまでの拠出基金でいちばん使われたのはアーティストたちの展覧会開催の資金です。展覧会の開催は費用がかかり、自分たちで作ることは大変なこと。けれども、展覧会は作品を社会につなげるという重要な営みです。アーティストにとって次の作品を作るエネルギーを生み出す場になります。コロナ以前は、コミュニケーションツールとしての、ワークショップ開催など、いろいろな方との交流、そして社会とのつながりづくりにも基金は使われています。
また、公的な助成の対象にならないアトリエの活動や運営費にも基金は使われ、表現力を大事に育てたいという信念で、障がいのあるアーティストたちの居場所づくりを続けている小さなアトリエに、拠出されています。

「ユニカラート」は「チャレンジド・クリエイティブ・プロジェクト(C.C.P)」の取り組みのひとつ。障がいのあるアーティストの作品をアレンジして商品に。「UNICOLART基金」が付き、支援団体に寄付することで障がいのあるアーティストの育成につなげます。

CCP(チャレンジド・クリエイティブ・プロジェクト)2003年にスタートした、障がいのある人たちのスペシャルな個性や能力を生かしたプロジェクトです。

MIYAMOTO KENSHIRO

水彩の色鉛筆の細かいタッチと、絵具の大胆なタッチが華の様に画面に広がる抽象的な表現が特徴的な作品です。そのような独特な表現そのものが商品化されることはとてもうれしいです。作品を手にした人から「春らしいイメージにピッタリ」という声があるように、華のような商品に一目惚れして、作家と作品の魅力も伝わってほしいです。

HIRATA TAKAKO

平田さんは色鉛筆で色を重ねて白い絵具で仕上げます。最初は白色で消すつもりが、白を塗ったらすごくよい表現になりました。作家と支援者の信頼関係から生まれたアートが多くの人へ届いていると思うと喜ばしいです。少しずつ丁寧に仕上がっていく作品は彼らの大切な時間の積み重ねです。商品を通してその時間を共有してもらい、すばらしいアート作品と空間を楽しんでもらいたいです。

KOHAYAKAWA KIRIKO

私の油彩画は抽象的で、共感してもらえることが少なかったのですが、商品になることによって、抽象画に親しみのない方にも楽しんでいただくことができ、とてもうれしいです。身近な自然をモチーフにしていることが多いので、自然に思いをはせたり、気持ちが和んだりする商品であってくれたら、うれしいです。

基金の拠出やアーティストさんたちのエージェントを行っているNPO法人エイブル・アート・ジャパンの柴崎さんと小林さんに、CCPの「ユニカラート」の取り組みについてリモートでお話しをうかがいました

身近なアイテムになることで、気軽な感覚でアートを楽しんでもらい、愛着のある存在となって、日々の会話で、その楽しさとアーティストの存在を多くの人と分かち合えることが魅力ですね。2015年にスタートしたユニカラートはファッション性が高く、かわいい商品が福祉のイメージをがらりと変えてくれました。カタログでの商品の見せ方も魅力的で、CCPがおしゃれな世界へ障がいのある人の可能性を広げてくれたことは意味のあるとても大きなこと。今のようなSDGsが広がる前から基金循環の流れを作り、お客さまが拠出した数百円が新たなアーティストを生み出す、アトリエの資金になるユニカラート基金の設計は本当に先駆的です。
アートで表現することはその人の個性と生き様そのもので、それを扱う私たちは、アートを通じて社会環境を変えられると信じて活動してきました。フェリシモCCPはアーティストのクリエイティブを大切にして、抽象度の高いアーティストの作品を商品づくりに取り上げていただいているのもうれしい。カタチに落としにくいものも、上手にパターンにして素敵なモノづくりに。抽象的な作品を描くアーティストは重度の障がいの人も多く、その方たちにとって自分の作品が商品になるステージを与えてくれたことはすばらしいこと。関わっている私たちスタッフもみんなユニカラートの商品が大好きです。

フェリシモCCPの商品づくりはひとつのテキスタイルから、いろいろなものへ展開していく新しいカタチを作ってくれました。アーティストにとって自分の作品が商品になって販売されたときに、自分で購入できることはうれしいし、見てもらうことも、誰かに買ってもらうこともうれしい。ものからコミュニケーションが生まれ、次のつながりや関係が豊かになっていくのを感じています。作品が商品になることは、作家の想像力をふくらませ、人と人をゆるやかにつなぐあたたかなメディアだと感じます。
アートの意味合いはいくつかありますが、表現することは生きること、というスタンスから、表現することそのものが人にとって大切だということを私たちはとても感じています。仕事とアートは結び付きにくいと思われがちですが、表現してもらったことによって好みを知り、そこからその人にあった仕事を作っていくという自然の流れも生まれると思います。

from ユニカラートプランナー

今回の商品を企画する前からエイブル アートのアーティストさんのファンで、いつかいっしょにお仕事ができたらという願いがかないました!アーティストさんご本人から直接お礼のメールをいただいたり、「ユニカラートの仕事をきっかけに交流が増えました!」と言ってくださってうれしいです。

がんばっている小さなアトリエを応援させてもらえるのがうれしい。足を運んだ展示会場でご家族が喜ばれてる姿や、アーティストさんたちがすごく誇らしげに絵の前に立たれていたのが印象的で。アーティストの方々もみんなに観てもらうことではりが出ていて、基金がとてもいかされているなあと実感しました。

今回『今月のフェリシモ』では3人のアーティストさんの
作品を使ったダブルガーゼの手ぬぐいバンダナをご紹介

アーティストさんの作品をそのまま大胆に、ダブルガーゼ生地の手ぬぐいに載せました。アーティストさんたちの筆遣いをそのまま感じられるようなアイテムです。思うがままに筆を動かして作品にされていて、配色もそれぞれ自由に。平面のものだけれど立体感を感じる、思わず手にしたくなる手ぬぐいバンダナです。

使うごとにふんわりやわらかな風合いになるダブルガーゼが心地よい

超ロングダウンコートに歴史あり! 愛され続ける理由は
みなさまのお声をもとに改良を重ねてきたからこそ

2021年もありがとみなさまのご意見のおかげで冬の『リブイン』の代表的な人気のコートであり続けられています! ありがとうございます!

冬の『リブイン』のパンツと言えば、裏ボアパンツ。そして冬の『リブイン』のコートと言えば、この超ロングダウンコート!
毎年大人気でたくさんのみなさまが愛用くださっています。何枚も購入してくださる方もいるほどの人気ぶり!その人気の秘密に迫ります。

from 『リブイン』プランナー

始まりは5年前 
あったかく包み込む、真冬に最強のコートを作りたかった!

『リブイン』の初期のコートにも「寝袋コート」というなまえでおしりまですっぽりと包まれる人気のコートがありました。でも「寝袋」というなら、さらに丈を長く!足まですっぽり!冬のいちばん寒い日もこのコートがあれば怖くない!とみなさまに思ってもらえるような、そんな最強コートを作りたい!と思い立ち商品開発がスタートしました。暖かさをパワーアップするならやっぱりダウン!だけれどダウンは着ぶくれてしまう。そんなお悩みをもとに5年前に誕生したのが細見えの超ロングダウンコートです。

超ロングダウンは
黒の一枚から始まりました

初代超ロングダウンは、切り替えなどにこだわった細見えデザインで、アウターとしても使いやすい黒! 上から下までのファスナー仕様です。でもファスナーを上げ下げするときに下まで手が届きにくい!というご意見を反映し、2代目は下の方をスナップボタンに変更。寒いときにフードをかぶればあったかくなるようにフードの中もエコファー仕様にしたりと、初代のときから細見えと暖かさをかなえる最大限の機能を盛り込んできました。
次はどんなロングダウンを作ろう?と悩みながらも毎年改良を重ね、こだわりのありったけや、ベストなものをお届けし続けてこれたのは、改良を重ねるヒントをみなさまがくださったから。目からうろこのご希望やご意見もあって気づきがいっぱいです。
『リブイン』のお洋服の企画、特に人気のアイテムはお客さまのお声をヒントにいろいろと改良を重ね続けています。ロングダウンはそんな『リブイン』のお洋服づくりの冬の代表的なアイテムになりました。

今年も細見え!
あったか機能がいっぱい!

今年の超ロングダウンも、マストな着ぶくれして見えないサイドキルティングのデザイン、突然の小雨にも対応の撥水加工仕様に、あったか機能が満載です。喜びのお声をよくいただく、袖口のすき間風を防いでくれる内側リブ仕様もそのまま! 今年は、リクエストカラーナンバーワンだったチャコールグレーが新しく登場。シルバーの金具遣いがお好みのお声もあり、グレーの超ロングダウンコートはシルバーの金具で仕上げました。

ロングダウンコート カタログにも歴史あり!

2021年は定番のベージュ、黒にチャコールグレーが登場!

超ロングダウンコート、色違いで欲しくなった!毎年デザインが変わるので欲しくなる!と買い足してくださる方も多いんです。今年の新顔チャコールグレーはリクエストがいちばん多かったカラーです。たくさんのみなさまに気に入ってもらえますように!

頼れる万能カラー 〈ブラック〉
上品カジュアルな 〈ライトベージュ〉
今年の新色! こなれ感漂う〈チャコールグレー〉チャコールグレーの裏地はシックなグリーン。ブラック、ライトベージュの裏地はモノトーンのチェック柄。
フード裏はふわふわエコファー。衿裏はぬくぬくのフリース遣い。マフラーなしでも暖か。

今年もリアルとオンラインでおひろめします!たくさんの人を
笑顔にしてくれるハッピートイズに会いに来てください!

ご参加いただくみなさまのおかげで25年続けてこられた
ハッピートイズプロジェクトです。ありがとうございます!

毎年、多くのみなさまが楽しみながら参加してくださる「フェリシモハッピートイズプロジェクト」
お送りいただいたハッピートイズはクリスマスシーズンに毎年展示をさせていただいています。今年のキャラクターは「すくすくゾウさん」!

みなさまが想いを込めて作ってくださったトイズたち

この取り組みが25年続いてきたのは参加してくださるみなさま、展示や寄贈に協力してくださるみなさまがいてくださってこそ。心から感謝しています。どこか遠くの子どもたちを想う、あたたかい気持ちの込もったぬいぐるみたち。「作っている私たちが元気をもらえました!」「世界中の子どもたちがしあわせでありますように」「今年も間に合いました!」と、毎年参加を楽しみに、お手紙を添えてくださる方もたくさん!

たくさんの方が待ち望み、そして楽しんでくださっています

昨年は外出も制限され、リアル会場で展示をするかどうかを悩みました。でも、こんなときこそ「ハッピートイズ」をひとりでも多くの方に観てもらい、笑顔になってもらいたい!そんな想いから例年どおり展示を実施しました。長年、おひろめ展示に協力してくださっている2会場の担当者さまが「ハッピートイズプロジェクト」への想いを寄せてくださいました!

from 神戸ファッション美術館 大山さま

外国の子どものもとへ届けられるなんてすごく夢のあるプロジェクト! 毎年変わるキャラクターがとても楽しみです。会場は小さなトイズたちの希望あふれる決起集会のようで、「笑顔の親善大使団」をご紹介している心意気で展示しています! ご自身の手づくりトイズに会いに来られる方には家族愛も感じます。お客さまに何かをお伝えする仲間のような存在で、今年もたくさんのゾウさんたちをおひろめします。

from エキュート日暮里 石原さま

トイズたちのツリーの展示は例年楽しみにされているお客さまがおられます。長年続けているからこそ、ファンがついた素敵な取り組みだと実感しています。昨年も例年と変わらず、トイズを楽しくご覧になられる方や写真を撮られている方を見ることができました。ハッピートイズは日暮里駅のクリスマスムードを一緒に高めてくれるパートナーです。今年もまた、新たな気持ちで展示に取り組みます!

北は北海道から南は沖縄まで
地域別に見やすく展示!

会場に来られないみなさまにはオンライン展示も!

世界中の子どもたちへと贈られて、たくさんの笑顔を咲かせてくれるハッピートイズ。昨年は、気軽に外を出歩くこともむずかしい環境からオンライン展示を始めることに。
1体ずつ撮影して地域別におひろめ。みなさまが作ってくださったハッピートイズは、ひとつひとつ表情が違って、撮影も楽しいものです。「実際の展示会場では前しか見えないけれど、オンラインではうしろ姿も見えるのがいい!」とのコメントもいただいて、 大変ながらもやってよかった!と実感しています。
作った人も、観に来た人もみんなが喜んでくださったので、今年もリアル展示もオンライン展示も開催します。オンライン展示ではみなさまが作ってくださったハッピートイズひとつひとつにスタッフからのコメントを添えさせていただいています。

from 『ハッピートイズ プロジェクト』 スタッフ

作る人も観る人も贈られる人もみんなを笑顔にしてくれるハッピートイズ。今年はフェリシモ本社、新社屋でも展示予定です! どのゾウさんも本当にかわいいので、オンラインでもリアルでも、ぜひ観に来ていただけるとうれしいです!

見た目はまるでトートバッグ! 5層ポケットで素早く仕分ける きれいめリュックをみなさまへ!

あのレジカゴリュック®のプランナーが
ワーママ世代の女性たちのためにリュックを作ったら!?

編集部のプランナーに聞きました!

ママ目線で忙しい女性たちの助けになる相棒的なアイテムを世に送り続けているラミプリュス。あのCMでもおなじみ大人気アイテム「レジカゴリュック」を作ったのは実はラミプリュスの商品プランナー。そんな彼女がこの度、満を持して新しいリュックをこの世に送り出すとのこと!

5層リュックを前に便利なこだわりポイントを熱く語ってくれました!

編集部)ラミプリュスにリュックってありそうなアイテムなのに!

プランナー)そうなんです。レジカゴリュックがあったからあまり企画してなくて。でも、リュックって便利ですごく必要なもの。街中でリュック姿の方をよく見かけますし。だから、レジカゴリュックとは別のふだん使いができるリュックを作りたい!!と思いました。

編集部)レジカゴリュックで思い出深いエピソードがあったとか?

プランナー) スーパーで、買い物が終わりレジカゴリュックの口をキュッとしぼって背負い、誰よりも早くさっそうと帰られる方がいて。レジカゴリュックが生活で活きている! こんな風にレジカゴリュックを使ってもらえたらいいなぁって、思い描いていた姿ですごく感動したんです! だから新しいリュックもまた誰かの生活で活躍してほしい!と思います。

編集部) 今回のリュックの特徴は?

プランナー) 軽いナイロンとポリエステル素材で、トートバッグ見えするちょっとキレイ目5層仕様。

編集部)参考にしたバッグがあるとか?

プランナー)みなさまに愛されているラミプリュスでも人気のTトートです。トートバッグ見えするリュックを考えてみようと。両手が空く仕様ならば、ショルダーを付けてもよかったんですが、リュックという形には、こだわりました。

編集部)荷物を入れるところはどんな感じですか?

プランナー)ファスナーありと、なしの5層のポケット構造でとても仕分けがしやすく、ラミプリュスのモットーのさっと動ける感じをきっと体感してもらえます。ポケットの大きさにもこだわっていて、入れるものによって使い分けしやすいんですよ。

編集部) 大きさ的には?

プランナー)メインのところは横向きにA4ファイルが入る、大きすぎず小さすぎずの絶妙なサイズ感。立体のお弁当もOK。ラミプリュスのバッグと言えば!リールなどを付けられる「Dカン付き」。長財布なども入る背面ポケットも付けてます。使う人ひとりひとりの生活シーンでい活きるように心がけました。

編集部)ほかにこだわりがあれば!

プランナー)見た目をシンプルにして、色はどんなスタイルにも合わせやすい黒。トーン違いの生地を2種類使ってさりげない切り替えデザインにしたところもポイントです。持ち手は合皮で持ちやすく、上品な印象に。

編集部)最後にみなさまへ

プランナー)みなさまの生活でこのリュックが活きてくれること、願っています! 改良も重ねていきたいので、もっとこうして欲しいのリクエストのお声も、ぜひお寄せください。

病気とたたかう子どもたちとその家族にみんなで「川の字パジャマ」を贈りたい!

第8弾メリーファンディング たくさんのみなさまの応援で159%を達成しました。ありがとうございます!

家族で川の字で眠る楽しい時間が家族の絆を深くつなげてくれますように……という想いからできた“川の字パジャマ”。小児がんや難病の子どもと家族のための施設「チャイルド・ケモ・ハウス」にいらっしゃる家族に“川の字パジャマ”でしあわせで楽しい時間をつくり出すお手伝いをしたい!そんなYOU+MORE!担当者 豊川さんの想いにメリーポイントでたくさんのみなさまに応援をいただき、びっくりするほどのスピードで達成しました。

このファンディングにご協力いただいたチャイルド・ケモ・ハウスの前理事長 楠木さんにリモートで、お話しをうかがいました!

以前「チャイケモ」に来られていたお母さんの
「家族が川の字になって寝ているのを見るのがしあわせです」と話していたことが、すごく心に残っていました

楠木さんは今は理事長を退任され、「チャイルド・ケモ・ハウス」の近くの小児科で、在宅治療を受ける子どもたちを診る医師としてのお仕事をメインにされています。「チャイルド・ケモ・ハウス」とはつながり続けていらっしゃって「チャイルド・ケモ・ハウス」のスローガンの「がんになっても笑顔で育つ」そういう社会を作る活動をされています。

メリーファンディングの話を聞かれたときのご感想は?

病気で入院している子どものいるご家族は、ご両親、きょうだい、そして患者である子どもとどうしても離れてしまう状況です。今回のお話は、そんな小児がんを始め長期入院をしている子どものご家族へということですごくいい企画だと思いました。
あたりまえだけれど、病気の子どものいるご家族が、普通の家族ということを認識、実感できたらいいなと常々考えていて、そういうことがすごく大事だという話もさせていただいてきたんです。以前「チャイケモ」で治療されていた子のお母さんが、「家族みんなが横になって川の字で寝ているのを見るのがすごくしあわせなんです」と話してくれたことが心に残っていて。何気ない日常の風景がしあわせを感じる瞬間なんですよね。

川の字パジャマを実際にご覧になっていかがでしたか?

コンセプトを知ったら着たくなるようなデザインですね。子どもと一緒だったら大人も着たくなるような。お父さん、お母さんが着ていて自分もいっしょだったら子どももすごく喜ぶだろうなと思いました。
在宅で治療されている子ども用のパジャマは前あきデザインで作ってくださって。なかなかこういうのがないからうれしいです。喜んでもらえています。今回の企画についてもコンセプトなどをご家族さんに話させてもらったら、どの家族の方もすごく喜んでくれていました。

楠木さんより今回メリーポイントで応援くださったみなさまへ

みなさん、昨年は自粛しなければいけないという中で、家族といる時間が増えたと思います。家族との時間をあらためて、感じている人も多かったのではないでしょうか。そんな時間の中で、治療中で離れ離れになってしまう家族のことを、考えていただけたということが非常にうれしいし、それプラス、実際に家族で着られるパジャマという素敵な応援もいただいて。こういうことが病気の子どもたちのいる家族たちの気持ちの支えに、サポートになると思います。本当に素敵な応援をありがとうございました。

今回みなさまにファンディングで応援いただいたのは20家族分でしたが、それより多く応援いただいたので、さらに追加で10家族分贈ることができました。川の字パジャマを「チャイルド・ケモ・ハウス」さんに贈呈したのが9月。前理事長の楠木さんを始め、新理事長 堀内さん、そして、スタッフのみなさまに無事お渡しすることができました。「チャイケモ」で治療中のご家族、そして在宅治療されているご家族へも届けてもらいました。たくさんのみなさまに応援いただき実現できたこと、心から感謝いたします。この“川の字パジャマ”で少しでも家族みんなの楽しい時間がつくれることを心から願っています。

詳しくはこちら

自然が生み出す景色はまさに一期一会
見るほどに美しいあなただけの一枚との出会いを

一枚一枚表情が違うあなただけに届く美しい皿 今月はどんな顔のお皿に出会える?

USEDoで大人気の器を作っていただいている信楽の窯元“丸十製陶さん”を訪れた際、プランナーが目にしたきれいな青色の器。“こんなきれいな色ってどうやって生まれるんだろう?”好奇心からお話を聞くと、美しい色や模様を出すには計算された特別な技術がいること、そして焼き上がる器は同じ色や模様を目指して作っても、ひとつとして同じ顔にはならないむずかしさを知りました。一枚一枚に個性が宿る、そんな美しい器をお客さまに楽しんで欲しい。そんな想いで、継承されてきた伝統や技を惜しみなく使った、美しい景色をもつ小皿のコレクションを考えました。

from:ユーズド プランナー

ひとつひとつに個性が出ることを
毎月とことん楽しんでいただきたい。

これまで世の中で求められてきた器は、料理を邪魔しないシンプルなものや、たくさん作っても見た目の仕上がりに差が出にくいものが多く、仕上がりに大きく差が生じると不良品と判断されてしまうこともありました。見た目の差をいかに出さないかということが焼き物の技術とされてきましたが、本来は土や火などの自然の力を使って手づくりで作られる焼き物。ひとつひとつに個性が出ることが本当の姿です。それを個性と捉えて、楽しんでいただきたい。自然の偶然と技術が生みだす個性的な仕上がりに愛着を感じていただきたい。そんな想いから、それぞれ表情が異なる仕上がりになる、この一期一会の信楽焼小皿の会を作りました。


みなさんの手もとに一期一会でやってきたお皿として、見れば見るほどに変化する奥深い表情や自然が生み出す偶然の美しさとの出会いを楽しんでください。

自然をイメージする美しい6枚の皿

Deep Woods 奥深い森

見ていると静かな森の奥深くに入った時のよう。風に揺れる葉、木漏れ日、うっすら漂う霧、いろんな色が自然になじみ、動物の息づかいが聞こえてきそうです。

Coastline 海岸線

海と陸地との境界となる海岸線。陽を通してきらめく美しい海と、そこから陸につながる岩の逞しさを感じます。ところどころ濃淡がある海の景色を楽しんでください。

Lagoon ラグーン

砂州やサンゴ礁により外海から隔てられた水深の浅い水域、ラグーン。空と木の色が水面に写り込んだ、森の中にある静かなラグーンをイメージしました。光を当てると水面の青緑が色んな表情に変化して光り、吸い込まれそうになります。

Horizon 地平線

日没前に光が当たって輝く大地と、雲ひとつ無い真っ青な空の境界である地平線を表現しています。コントラストが美しく、空と地が重なる部分の金色と青色が重なり合った表情も魅力的です。

Snow and Ice 氷雪

薄く張った氷の上に、少し青みがかった青白い雪が落ちて重なったよう。すぐに溶けて水になってしまいそうな、繊細な冬の時間を表現しています。

Northern Lights オーロラ

いつでも見れるとは限らないオーロラ。そんなオーロラの空を表現しました。緑にも青にも見える夜空にかかる、うっすら白い自然のカーテンを楽しんでください。

手の平サイズでいろいろと使いやすい。
※このお皿はDeep Woodsです。

食器という概念にとらわれず、使い道もいろいろ。食器の多様性も引き出したい。そんな想いで作ってもらったサンプル数は何と65種類。その中から今回みなさまにお届けする、自然をイメージした特別な6枚を選びました。同じ種類の器でも全然表情が違います。家族といっしょに使ったり、プレゼントにしたり。いろいろな表情の器が手もとに届くのが楽しめて、次はどんな色が届く?どんな風に楽しもうかとわくわくするような豊かな時間もいっしょにお届けします。

一期一会の信楽焼小皿の特徴

丸十製陶のみなさん

丸十製陶
日本六古窯のひとつ滋賀県・信楽で1937年創業。継承されてきた伝統や技をくつがえすのではなく、時代の空気感を加味し、ヤキモノの魅力が伝わるものづくりをしています。
実用性だけでなく直感で楽しむヤキモノ。使い込むほど、愛情が湧くヤキモノ。必然から生まれた、シンプルだけど個性的な器たちが織りなす時間と空間を提案しています。

“貫入” ※ を最大限に利用している
のが今回の一期一会の信楽焼小皿。

※貫入 陶器が焼かれた後の冷えていく過程で、陶器本体と釉薬の収縮度の違いにより、釉薬にヒビ模様が入って固まる現象。割れる時のひびや傷とは異なります。

器の裏面も土の色や釉薬の垂れがまさに自然のまま。

丸十製陶の技術をすべて詰め込んで焼き上がった65枚の小皿。それぞれが特徴あって美しく奥深い風合い。ふだんから焼き物に接している人でも、焼き物の仕上がりに驚くことも多いとか。この美しい器の色合いから、焼き物の神秘性や奥深さを知っていただければうれしいです。

機械ろくろに土を乗せ、繊細に力を加えながら成型していきます。この工程はベテランの職人でないとできない、とてもむずかしい工程。

機械ろくろに土を乗せ、繊細に力を加えながら成型していきます。この工程はベテランの機械ろくろで成型されたお皿の形をていねいに整えていきます。焼き上がりの形を頭に入れ、ひとつずつミリ単位で削っていきます。最終の器の形がきまる、とても重要な工程。

数種類の釉薬を手作業で塗りわけていきます。たいへんな集中力がいる作業。この白い色の釉薬が焼き上がると美しい色に発色します。

1230℃の高温で、焼き上げていきます。その日の湿度・気温など自然による影響をできるだけ調整しながら、美しい器を仕上げていきます。

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