ボックスにプラスして作る棚
投稿日:2017年8月4日(金曜日)
こんにちは。フェリシモ女子DIY部のけもです。
暑い日が続いていますが、いかがお過ごしですか。
この暑い夏とはうらはらに、カタログはもうすぐ秋冬号の発刊なんです!!(はや~っ)
今回けもは、その『Kraso 2017-2018年秋冬号』に掲載の「スリムボックス〈トール〉&〈ショート〉」を企画担当しましたよっ。
じゃ~ん!このような真っ白のスリムな収納ボックス〈トール〉(販売終了)と〈ショート〉(販売終了)の2タイプです。
内側はニュアンスカラーになっていますよ。
置くだけでワンランク上のトイレ空間になるというコンセプトのもと、すっきりしたシンプルなデザインに仕上がりました。
こちらの商品、幅・奥行きとも約15㎝と、とってもスリムなので、ちょっとした空間にも置けます。
またスタッキングもできるので、積み重ねるとさらに自分流にカスタマイズできるというわけです。
さて、このスリムボックス、最大120㎝までスタッキング可能な商品。
そのままでもとっても便利なんですが、今回はトイレ空間で複数個スタッキングしたスリムボックスを2つ並べて、板を渡して備え付け風の棚を作ろうと、棚板DIYをしてみましたよ!
用意するのは、棚板用の木材と白いペンキ、ローラー刷毛、電動ドリル、紙やすり、定規です。
今回はボックスがホワイトなので、それにあわせて最終的に白ペンキを塗ります。
なので、集成材やMDFなどでも出来上がりの雰囲気はいいと思われました。
集成材やMDFは反りが少ないので、棚板には適しているんですね。
しかし、ホームセンターにちょうどいいサイズのものがなかったので、今回けもは、アガチスという最近家具などによく使われている天然木の、厚みが1.3㎝のものをチョイスしましたよ。
天板をしっかりと固定させるために、ネジ留めがお勧めですが、今回は、商品にセットされているビスを使ってジョイントして、気分によって棚板を気軽に外せる仕組みにしたいと思います。
まず、設置したいトイレのサイズを測り、棚板の長さを決めます。
今回は商品のボックスより長い奥行きの 82㎝×21.5㎝にしました。
トイレのタンクの奥行きが大きいので、その奥行きに合わせると21.5㎝になったんです。
タンクの前面と同じラインに棚板がそろうようにしたかったわけですね。
ボックスと同じ奥行きの棚板にする場合は、板の幅を15㎝にしてくださいね。
では、始めましょう!
作業はいたって簡単!
まず表面をざっと紙やすりで磨いて整えます。
毛羽っぽいものがなくなればOK。
次にボックスの穴の中心の位置を計って、板の同じ位置に印を付けます。
板の端から7.5㎝、4.5㎜の位置になります。
あらかじめ、どれくらいの穴の深さにしたらいいかの目安を付けるために、マスキングテープで深さの目印を付けます。
スタッキング用のビスを入れるための穴開けを慎重にしていきます。
さきほど目印に巻いたマスキングラインがあるので安心です!
次は楽しい着色です!
ローラーや刷毛で塗料を塗っていきます。
乾いたら裏面もていねいにていねいに。
ボックスと同じホワイトになっていきます~。
ビス用穴も塗料で埋もれていませんね。ばっちり。
はまりました!
ボックスより棚板のほうが6.5㎝奥側に長い仕上がりです。
これが、カタログ&WEB用の写真です。
けもの作った棚板がいい感じでボックス、トイレともにマッチしていますね。
うれしい~♪
ご自宅のトイレ空間の幅に合わせて棚板を作ることができるのはDIYならでは。
トイレの背面部分に、グリーンや小物を飾るのにぴったりな棚ができあがりました。
棚の奥行きを変えたり、カラーを自分好みにしたりもできますね。
アレンジを楽しんでください。
ボックスの白とのコントラスを出して、天然木の木目を見せたいという方は、アガチスやタモ材などお好みの木を選んでみてクリア塗装してもいいかもしれません。
もう少し、ナチュラルな雰囲気に仕上がると思います。
15㎝より奥行きを大きくした場合は、上にのせる物の重さやバランス、置く位置に気を付けてお使いくださいね。
さて、今回の「ボックスにプラスして作る棚作り」はいかがでしたか?
壁に直接固定しなくても、既製品に板をプラスするだけで棚ができてしまうので、いろいろなところで応用ができそうですね。
お部屋やトイレ空間をDIYしてもらえたら、うれしいです。
『Kraso 2017-2018年秋冬号』は、8月中旬より順次、ご購入商品と一緒にお届け予定です。
WEBでの公開は8月下旬を予定していますので、楽しみにお待ちください。
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