フェリシモ > 伝えたい、誕生までのストーリー。『500色の色えんぴつ』

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500色の色えんぴつ

500色の色えんぴつ

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500色の色えんぴつ

500色の色えんぴつ

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『500色の色えんぴつ TOKYO SEEDS』

    伝えたい、誕生までのストーリー。


500色の色えんぴつ TOKYO SEEDS

世界中のお客さまの熱いリクエストに応えて。
私たちの誇り、500色の色えんぴつをもう一度。


みなさま、はじめまして。『 500色の色えんぴつ TOKYO SEEDS』のプランナー H と申します。
世界最大の色数を誇る「500色の色えんぴつ」は今から25年前に誕生しました。思い起こせば当時この商品は、フェリシモのすべてのカタログのトップページを飾りました。ファッションカタログも、生活雑貨も、子ども服も、カタログの巻頭はみな色えんぴつ。
そもそも文具メーカーでもないフェリシモが、なぜこんな、常識はずれの色数の色えんぴつを作り、文具とは無関係のカタログにまで掲載したのでしょう? そのころからフェリシモは、本気で、全力で、世界をしあわせでいっぱいにしたいと考えてきました。その象徴として生まれた500色の色えんぴつは、生活必需品でもない型破りな商品ですが、誰もが「えっすごい!」と思い、「きれい!!」と歓声をあげるのです。ずらりと並ぶと、どんな絵画より美しく、1色1色が繊細で、実際に色をぬることもできる、とても贅沢なもの。500色の色えんぴつは理屈抜きで、本当に夢にあふれた商品でした。
そして500色の色えんぴつはお客さまに熱狂的に歓迎されたのです。
500色に美しく彩られる暮らしが多くのお客さまのあこがれとなり、これまで日本製の第1世代、中国の優れたメーカーで作られた第2・第3世代を合わせて、10万セット、5千万本が、世界55カ国の方に届けられてきました。

500色の色えんぴつは、私たちにとって、心から誇りに思える商品でした。
いよいよその販売が終了することになっても、「500色の色えんぴつを、どうしてもほしい」「もう一度、製造する予定はないのか」という要望はひきもきらず世界中から寄せられていました。その声に突き動かされるように、第4世代の500色の色えんぴつプロジェクトが始まったのです。

東京で蒔かれた種がいつか世界で花を咲かせるように。

500色の色えんぴつ

【上写真】20色ごとに心躍るテーマをつけています。

「500色の色えんぴつ TOKYO SEEDS」という名は、「世界中にしあわせの色があふれてほしい」という思いから、そのためには「色の種を蒔く人を増やしたい!」と願って名付けました。

この色えんぴつがひとりひとりの手に渡って、彩りにあふれたしあわせな毎日を過ごせますように。そして、人から人へ、しあわせが伝播していきますように。

20色ごとのテーマも、1色1色の素敵な名前も、そんなしあわせが花咲く世界をイメージしてつけられているのです。

毎月20色のお届けが驚きと感動がいっぱいであるように、「SUMMER」、「FURUITFUL」「LOVE」といった心躍るテーマに沿って、鮮やかだったり華やかだったり情熱的であったり……といった色をセレクトしました。

1色1色の名前も、世界中の人に愛されるよう英語の名前をつけることになり、英語圏の協力者とともに本当に苦労しながら、しかし、心から楽しみながら考えました。
大好きなピンク系の色も、「PRINCESS DIARY(お姫様の秘密の日記色)」「COSMOPOLITAN CRUSH (コスモポリタンの秘めた恋の色 )」「PRETTY PIGGY(開けるのが楽しみ 小ブタの貯金箱の色)」など、リズムと遊び心としあわせな気分がいっぱいのものになりました。

『500色の色えんぴつ TOKYO SEEDS』はこっくりとしたぬり心地、ため息が出るような美しい色が自慢です。
強くぬればより鮮やかに、やさしくぬれば淡くふんわりと。ぬり重ねたり、濃淡をつけたりグラデーションを描いたりと思いのままに表情を変えられます。この表現の幅が色えんぴつの楽しさですが、色数が多いほどに表現が広がり、幾重にも夢が広がることでしょう。

COLOR it FORWARD
〜色のしあわせをぜひわかちあって。


完成した見本の色えんぴつを手にした方はもれなく「描いてみていいですか?」と聞きます。色えんぴつとはそういうものでなければ……! そのことがうれしくて、今回、素敵なカードを2種類セットすることにしました。

色えんぴつ 付属カード


1種類は、一つ一つのテーマをイメージしたとびきりきれいな写真入りのカード。テーマにピッタリのモチーフを集め、とても時間をかけて撮影したものです。ここには20色の英語の色名と、日本語の名前も載っています。あえてモノクロで印刷したえんぴつのシルエットは、どうかみなさまが色えんぴつで彩ってみてください。 もうひとつは、ぬったものが誰かへのプチギフトになったり、暮らしにちょっとしたプラスアルファの楽しみになるペーパークラフトです。相手のことを考えて贈りもののラッピングをするのが大好きという、ラッピング作家の方と一緒に、これも締め切りに追われてとても苦労しながらも、日々楽しく企画を進めました。私たちはこのぬり絵クラフトをCOLOR it FORWARD と呼んでいます。意味は恩贈り ならぬ「 色贈り」。25種類ものクラフトを完成するころには、みなさまも贈りもの上手になっているかもしれません。

500色の色えんぴつ TOKYO SEEDSは、しまっておいたり、飾ってながめるだけでなく、ぜひどんどん使って、色のしあわせを広げてほしい。私たちは心からそう願っています。
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500色の色えんぴつ全体像

すべてが新しい500色の色えんぴつを日本で創りたい!



新しい500色の色えんぴつを作るにあたって、ぜひとも実現したいことがありました。ひとつは、これまでの500色の色えんぴつを知る人も驚くような、想像を超えた、素晴らしいものにすること。

そして、もうひとつは、それを再び日本国内で作ることでした。
企画構想時の東京、いえ日本中が、2020年のオリンピックの開催地となったことで沸き立っていました。日本の伝統や文化が世界から注目を受ける絶好の機会です。誇れる日本のものづくりの灯を絶やしたくない。日本製の、最高品質の500色の色えんぴつを世界に向けて発信したい。
調査の結果、半世紀以上のえんぴつ作りの歴史を持つ東京のえんぴつメーカーと、山梨県の、日本で唯一残っている色しんのメーカーに出会うことができましたが、500色もの色えんぴつの製造は、すんなり引き受けてもらえるようなものではありませんでした。

日本のえんぴつメーカーは、児童の減少、筆記具の進歩やパソコンやスマートフォンの普及もあって年々縮小しているそうです。最盛期に140もあったメーカーも今は4分の1に減り、そのうちの20数社は、意外にも東京都内の葛飾区・荒川区といった地域に集中しているのでした。

えんぴつメーカーの工房の扉を入るとリズミカルな音とともに、何十年と働いている、よく手入れされた機械が動いています。真剣なまなざしの職人が機械を操作し、ベルトの上をころころと流れてくるえんぴつを手早くまとめ、使い込まれた木製の取り箱に収めていきます。目を凝らし、精巧な仕上がりをチェックしている姿は、品質に対する厳しさがあふれています。私たちが子どものころから親しんできた日本のえんぴつ作りの聖地がここにありました。

「私たちと、500色の色えんぴつを作っていただけないでしょうか。」
「500色、ですか!?」 
驚かれたり、苦笑されたりしながらも、四半世紀にわたってお客さまの絶大な支持をいただいてきた500色の色えんぴつの説明をし、力を貸してほしいとお願いをしました。
また、この500色の色えんぴつは必ず話題となって、東京のえんぴつ作りの技術が再評価される機会になる! そんな確信も伝えました。

この地では、社員数も数名から数十名といった規模のえんぴつメーカーが多く、「旧来の注文で手いっぱい」というところも多くありました。500色もの新しい注文、それも国内のみでなく世界に販売していくには1社の力では担いきれません。
フェリシモの熱い交渉に、えんぴつメーカーがじょじょに耳を傾け始めてくれました。
もともと、工程ごとに分業し、協力しあう関係でもある仲間です。えんぴつ作りへの思いとともに、この地の産業を守りたい、盛り立てたいという思いもあることも感じ取れました。

神戸から東京。幾度となく足を運ぶうちに、とうとう、「わかりました。500色の色えんぴつを一緒に作りましょう」という、うれしい回答をもらえたのです。

500もの色差を表現する、しんメーカーの職人技。



500色の色えんぴつ

【上左写真】試作の色見本から採用されるのはわずか。

500色の色えんぴつ

【上写真】決定した色は色芯として加工され、1テーマ1パレットごとに保管。


自然あふれる山梨のこのメーカーの色しんは、その発色の鮮やかさやなめらかな描き心地に定評があり、機械をフル回転させても追いつかないほどの忙しさでした。
しかし「日本唯一の色しんメーカーとして、500色に挑戦してみたくはありませんか?」というフェリシモの熱意に押され、500色のしんを作ることを承諾したのです。

ワックスと顔料からできている色しんは、絵の具のように混色がたやすいものではなく、調色には大変な苦労がありました。しかもフェリシモからの要求は、世界中のしあわせをイメージしたテーマごとに選んだ20色を、25通り作るというもの。「赤系」「青系」といったバリエーションではすまされません。微妙な色差は、息がかかると吹き飛んでしまうほどの微量の顔料で調合されていきます。

できあがった微細な色差の見本から採用されるのは一部。創り出す職人も、採用を決める私たちも張り詰める緊張の中、長い長い時間をかけて500色が決定しました。




500色の色えんぴつ

新しいフォルムにえんぴつ作りの匠が挑む。


新しい500色の色えんぴつは、これまでにない太四角のフォルム。手にぴったりとなじみ、置いても転がることのない、ずば抜けた存在感を感じられるこの形に決まりました。しかしこれは、えんぴつメーカーの長い歴史の中でも、誰も作ったことのない形でした。

通常より太いため、スラットと呼ばれる木の板1枚からとれる本数も少なくなっています。この形の実現のためには、機械を改造したり、部品を新たに作るなど、腕利きの職人もかつてなく試行錯誤し、工夫をこらしました。

熟練によって技術は磨かれても、新しいことに挑戦する機会がなければ、進歩にはなりません。500色の色えんぴつが求めた難しい形が、えんぴつ作りの匠のプライドを奮い立たせることになったのです。

仕上げが美しさを決める。マットな塗装とシルバーのロゴ。



色えんぴつ ズーム画像色えんぴつ 20色セット画像

色えんぴつ ホワイト

【左上写真】できあがった太四角フォルム。角の面取り、面に少しアールをつけた四角と認識できるぎりぎりのまるみの付け加減。
【右上写真】テーマごとに20色を透明ケースに入れてお届け。
【下写真】白色に塗装された色えんぴつ。上質感のあるマットな仕上がり。

色えんぴつの塗装も微妙な色差で、さらにしんのぬり色にぴったり合うことが求められます。すべての色はまず白で下地をぬってから、色で塗装して乾燥、また塗装して乾燥を繰り返し、1本につき7〜8回もの塗装が重ねられます。最後は透明なマット塗装。『500色の色えんぴつ TOKYO SEEDS』は上質感のあるマットな仕上げも魅力のひとつです。

その後、1本1本への刻印。500色の色えんぴつが大切にしているユニークな色名、小さな連番、ロゴマークなどを精緻に刻印するためには、細長いえんぴつに均一な圧力をかけることが重要。小さな文字をかすれることなく箔押しするのも職人技。 紙1枚ほどの押圧もバランスもすべて職人の技量にかかっています。
最後に先端を削り、ようやく色えんぴつらしい「顔」ができあがります。反対側は軽く丸みを帯びた優しい形状に仕上げ、四角いながらもやわらかな丸みを感じる、美しいフォルムが完成します。

さあ! こうして完成した素晴らしい500色の色えんぴつ TOKYO SEEDSを、ぜひお手元でご覧ください。きっとご満足いただけると思います。
最後まで読んでいただいて、本当にありがとうございました。

500色の色えんぴつ


500色の色えんぴつ

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